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プリキュアブロガーが同人誌、SNSを始めてわかった事。「自分の大好き」を表現しよう!

あなたの「大好き」は何ですか?
アニメですか?お酒ですか?筋トレですか?漫画ですか?旅行ですか?映画ですか?

ちなみに僕は「プリキュア」です!!

好きな物なら何でもいいのです。
もし、あなたに「大好き」なものがあるのならば、ぜひ何らかの形で大好きと表現してほしいのです。

少なくとも自分は「プリキュアが大好き」を表現する事によって、ただ見ていた時代よりも人生が楽しくなっていると実感しています。

だからあなたも、あなたの「大好き」を表現してみませんか?
実は「大好き」を表現する事は、とっても楽しいのです。

プリキュアブロガーが同人誌を出してわかった事

私kasumiは「プリキュアの数字ブログ」という謎のブログの管理人をしています。

大好きなアニメーション「プリキュア」のブログを始めてもう8年になります。2018年は、ありがたい事に年間200万を超えるPVがあり「プリキュアを知りたい大人が、こんなにも沢山いるのか・・」とびっくりしました。

ブログを始めた当初は「プリキュアを見ているオトナってキモい・・」とさんざん言われ続けてきましたが、最近ようやく「プリキュアは、子供はもちろんの事、大人も見ても面白い」ってことが認知されてきている事を実感しています。めげずに活動してきて良かった・・。

で、ブログだけに飽き足らず、昨年(2018年)初めて「プリキュアの同人誌」なるものを作ったのですよ。何も知らない所から本を作り始めて、本当に大変でした。

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でね。その時に思ったのです。

好きなものをtwitterなどの「SNS」で表現するのと、「ブログ」で表現するのと「同人誌」で表現する事には「こんなにも違いがあるのか!!」と。

そこで、ブログも同人誌も、SNS(Twitter)もやっている自分が、それぞれのメリット、デメリットを紹介して、あなたの「大好き」を伝えるのに一番合った表現方法は何か?を書いていきたいと思います。

(あ!自分「イラスト、漫画」は描けないので、あくまで「文章」を主体とした表現の場合で説明します!!でも、イラストや漫画書きの方にも通じるものがあるかと思います。)

「好き」を表現する事のメリット

その前に。

そもそも自分の「好きなもの」に対して、わざわざ外部に向かって「好き」を表現する必要はあるのでしょうか?自分の心の中で思っているだけで満足している方も多いのではないでしょうか?

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でも、自分は「大好き」を外に向かって発信した方が「自分のためにも」絶対お得だと思います。

特にWEB上では、コンテンツに対して「嫌い」はよく書き込まれるのですが、好きと「思っている」だけで、なかなか好きを「表現」しないものなのです。クリエーターさんやスポーツ選手などは数字的にはたった1%位の「嫌い」だけを見て「自分は嫌われているのではないか?」って思っちゃうらしいのです。(とあるクリエーター様複数に聞いたので間違いないと思います。)

だからこそ、好きなコンテンツに対しては「好き」を発信して「そのコンテンツを、そしてあなたを好きな人がたくさんいますよ!!」と伝えていく事が大事なのだと思います。それがクリエーターの次の作品や、スポーツ選手のモチベーションへとつながって、引いてはあなた自身の幸せにもつながるのです。

だから僕も常に「プリキュアが大好き」を表現していきたい、と思っています。

じゃあ、どうやって「好き」を伝えたら良いのでしょうか?

直接「ファンレター」を書けば良い、と言ってしまえばそうなのですけど、それだと「世間にプリキュアの良さ」を伝える事ができないじゃないですか。僕はたくさんの人に「プリキュアっていう、ステキなコンテンツがあるのですよ!」と伝えたいのです。

どうしましょう・・?

ネットをフル活用しちゃいましょう。
今やネットの時代です。
「大好き」を伝えた5秒後に製作者に想いが届いている事だってあるのです。

好きを伝える媒体

自分の場合で恐縮なのですが「大好き」を表現するために

  1. ツイッターなどのSNSで「好き」を発信する。
  2. ブログ記事などで「好き」を書きなぐる。
  3. 同人誌で「好き」を描ききる。

を行っています。

(自分はやっていないので言及できないのですがFacebookやnote、インスタグラム等他にも沢山の良質なSNS、ウェブサービスがあります。今ならば、YouTuberやVTuberになるなんて手もありますよね)

ツイッター、ブログ、同人誌それぞれの特徴をザっとあげていきますね。

ツイッター

  • 速報性が高い。
  • 同じ趣味の人と繋がれる。
  • 流れている情報に「目を通す」感覚。
  • 自分の知らない情報を他の人が持ってきてくれる。
  • 情報は流れて蓄積されにくい。
  • 140文字で伝える必要がある。

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ブログ、noteなど

  • 同じ趣味の人が「見に来てくれる」。
  • 情報が蓄積される。
  • Twitterよりも体系立てた長文を書ける。
  • 速報性はあまり無い。
  • google等の検索エンジンにかかりやすい。

同人誌

  • 「濃い内容」のものをつくれる。
  • 1冊の本になる事が嬉しい。
  • お金を払ってまで読んでくれる人がいる。
  • イベントなどでリアルを体感できる。
  • リアルの友人などが増える。
  • ブログ、Twitterよりもお金、時間などのコストはかかる。

SNS(twitter)で発信する事のメリット、デメリット

ツイッターのメリット

  • 速報性
  • 同じ趣味の人同士繋がり
  • お気軽

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ツイッターは「他人とのつながり」で成り立っています。他人と「好き」という感情を通してつながります。必然的にあなたの「好き」を聞いてもらえる機会が多くなります。

ただ、あなたの情報をわざわざ「見に来る」というよりも「流れているのを見かける」程度だと思っておいた方が良いかもしれません。過度に相手に何かを要求するよりも、「自分が好き」を発信する事を第一と考えた方が良いのかもしれません。

またツイッターで「大好き」を発信する事のメリットは、「速報性」のある情報を「同じ趣味の仲間、友達」に即座に伝えることが出来る、という事もありますよね。

「今」まさに世間で起きている事から、アニメの実況、スポーツの試合、飲み会の様子まで、全世界にすぐに発信する事ができます。(「ブログ」や「同人誌」ではどうしてもタイムラグがでてしまいますよね。)

またフォロワー様が増えていくに従い、個人では拾いきれない沢山の情報をフォロワーさんが運んできてくれます。これもツイッターの強みですよね。
自分もプリキュアの情報をフォロワーさんから教えてもらう事が本当にたくさんあります。

ツイッターのデメリット

  • 情報が蓄積されない
  • 140文字で限られた表現しかできない

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Twitterのデメリットとして大きいのは、自分の発信した情報が蓄積されにくいという事でしょうか。常にタイムラインが流れているので情報もどんどん新しくなっていき、体系立てた情報を発信することが難しい媒体だと思います。まさに「今」を楽しむために利用するのが良いのかと思います。

また140文字で伝えないといけないので、どうしても情報に抜けが出たりもします。長文を書いて、蓄積したい場合にはTwitterではなく文章であればブログやnote。イラストや漫画などはイラスト投稿系SNS(ピクシブ等)の方が良いかと思います。

また、個人のツイートはgoogleなどの検索にかかりにくいため、「何かを調べたい人」とのつながりは弱く、どうしても「同じ趣味の仲間内」での言及が多くなります。

体系立てた長文を書きたい場合には、次で紹介する「ブログ」をつかいましょう。

ブログを書く事のメリット、デメリット

ブログのメリット

  • 沢山の人に読んでもらえる
  • 情報が蓄積される

例えば自分が管理人の「プリキュアの数字ブログ」の場合ですと、ブログに1記事書くと、とてもありがたい事に数千~数万、何かのきっかけでバズると十万人規模でたくさんの人が読んでくれます。(本当にありがとうございます)

例を挙げると、プリキュア声優キュアエール役の「引坂理絵」さんについて書いたブログ記事は2018年2月の段階で約3万PVほどです。これが例えば同じ内容を「同人誌」で出していた場合、100部頒布するのも大変だと思われます。

そういった意味では「twitterよりも濃い内容の長文」を、「同人誌で伝える場合の100倍以上」の方に読んでもらえる事はブログの大きな特徴であると思います。

(ただし、ブログを始めた当初は「1か月で100PV」なんてのもザラでした。ブログは続けていけばPVは伸びていくので「いかに心を折る事なくブログを続けていくか?」「どうやってブログを知ってもらうか?」も考慮に入れないといけません。)

また、twitterは「流れている情報を目にする」のに対し、ブログ記事はわざわざ自分のブログを「見に来てくれる」人を対象にしている、という事も大きな特徴です。

「情報を欲しい人」が「検索の手間をかけて見に来る」側面もあるのです。(もちろんSNSからブログの情報が流れる場合もありますけどね)。だからこそ、きちんとしたもの(この場合の「きちんとした」は「真面目」な、という意味ではありません。嘘の情報を載せない、などです)を書かねばなりません。

他にも、実はブログの良い所って「こっそり関係者の方が読んでいる事も多い」のです。

自分が作っている作品、自分が出演した作品、自分が活躍したスポーツの試合など、意外と本人がネットで調べている事も多い様です(これはとあるメディアの関係者に聞いた事あるので、真実だと思います)。

twitterでつぶやいてもgoogleなどの検索に引っかかりにくいのですが、ブログ記事は検索に引っかかりやすいのです。

ツイッターなどの短文では伝えきれない、あなたの熱い想いが製作者やスポーツ選手本人に届く可能性があるのです。

証左として、先述の自分が書いた声優、引坂理絵さんの記事はとあるプリキュアの関係者の目にも留めて頂いた様で、記事内容をツイッターで言及して頂けました。(この方は、自分が世界で最も尊敬する方の1人だったので、膝から崩れ落ちるくらい嬉しかったのです。)

自分の好きな作品に対し「良い所」「好きな所」をブログに書くことは、対象の本人様に届く可能性もあるのです。すごくないですか?

ブログのデメリット

  • 「重すぎる」文章を書きづらい。
  • 誰にも読んでもらえないと、心が折れる。
  • 義務感で書きだすと、ツラい。

ブログ記事は(内容を気にせずに)書くだけならお気軽に書ける分、情報が詰まりに詰まった、例えば3万文字もある様な「重い」文章は書きづらいと思います。そういうのは「同人誌」で表現した方が良いと思います。(小説などは、小説投稿サイト、という手もありますね)

(自分の例では、「おもちゃ業界の専門誌で言及されたプリキュア記事」をまとめた時は、5万字近くになったので、ブログ記事では表現しきれなく、同人誌にしました。)

あと「検索」や「巡回」などでわざわざ人が来てくれる分「つまらない(と来てくれた人が感じる)内容」や「期待と違う内容」の時は、もちろん見向きもされずに、下手をすると暴言を吐いて去っていかれる人も中にはいます。そんな時は心が折れます。はい。

また、本当に最初の内は誰にも読んで貰えない状態が続くので、「僕はコレが好き」を心に持って、書き続ける事も大事です。文章は下手でも、熱量のあるブログ記事は書いているうちに読んでくれる人はどんどん増えていきます。

更にブログは「お金のために書く」とか「毎日更新しよう」とか考えると、とたんにツラくなるので、あくまで「自分のペースに合わせて、書きたい時に書こう」位のスタンスの方が長持ちすると思います。

最後は同人誌の場合です。

同人誌を出す事のメリット、デメリット

同人誌のメリット

  • 内容の濃いものを作ることが出来る
  • イベントに出ると楽しい

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最後に「同人誌」を作る事のメリットです。これは何と言っても「濃い内容のもの」を「1冊の本にする事が出来る」事ですよね。「自分の大好きを伝える」の究極の形の1つだと思います。

自分も昨年作ってみてわかったのですが、自分の好きなものが「1冊の本」になることは、本当に嬉しい事なのです。

ここまで来ると自己満足の世界になっちゃうのですが、同人誌の内容は「他人がどう感じるか?」なんてどうでも良いのです。「自分の好きな事を、ただ表現する。」のです。

また、同人誌即売会などのイベントにサークル参加すれば、同じ趣味の人たちと「リアル」で知り合いになる事が出来、そこから新しい繋がりなども出てきます。それがね。本当に楽しいのです。

同人誌のデメリット

  • お金がかかる。
  • 時間がかかる。
  • 最初は全く売れない。

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同人誌を出す事のデメリットとして、それなりのお金と時間が必要な事があげられます。

Twitterやブログなどは、思いついたら即書けば良いのですけど、同人誌は「物理的に」本になる以上、コストと時間がかかります。もちろんコピー誌を自分で作るなどローコストで済ませる事も出来るのですが、印刷所に発注すれば少部数でも数万円はかかります。

さらに印刷代だけでは無く、ポスターや値札などイベントに向けてたくさん準備するものもありますし、地方在住の方であれば、イベントに行くための交通費、宿泊費などもかかってきますよね。(社会人の方ですと、お金はなんとかなるけど、時間が無いという方も多い様です)

しかも最初のうちは知名度も何もない状態なので、まあーー売れません。
自分が昨年(2018年)初めて同人誌を出した時は、名古屋のイベントだったのですけど20部頒布するのがやっとでした。

また同人誌は「今」の情報を載せる事は難しいので、書いている途中に情報が古くなる、なんて事もざらにあります。(好きになったキャラクターが「女の子」だと思って同人誌を作っていたら、出来上がった頃にアニメ本編で「男の子」だったことが明かされて困った、なんて人を知っています)

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とにかく「大好き」を伝えよう

今回は、twitter、ブログ、同人誌での表現方法を自分なりに記してみました。

あなたにピッタリの「大好き」を伝える方法はありましたでしょうか?
もちろんこれ以外にもたくさんの表現方法があります。

何でも良いのです。
色々と試してみて、自分に合う方法を見つけていけば良いのです。
1つだけじゃなく、自分の様にぜんぶやっても良いのです。
とにかく、あなたが好きなものに対して「大好き」を伝えてほしいのです。

Twitterで好きを発信するもよし、
ブログで熱い想いを語るもよし、
小説投稿サイトで、オリジナルな小説を書くもよし、
イラスト投稿SNSで、好きなキャラクターを書くもよし、
同人誌で、好きなお酒について熱い想いを発表するもよし。
旅行に行った写真をまとめて1冊の本にするのも楽しそうですよね。
YouTuber、今ならばVTuberなんかも面白そうです。

個人的に、一番やりやすいルートだと思うのは、まずはtwitterなどのSNSを活用し「大好き」を発信しましょう。そうするとたくさんの同じ趣味同士の繋がりが出来ます。

そこからブログやピクシブなどのイラストSNSでさらに濃い「大好き」を表現しましょう。(なるべくポジティブにね)そうすると「たまたま目にしたのを見てる人」だけでは無く、わざわざ自分の「大好き」を「見に来てくれる」人が増えてきます。また、全く関わりの無かった人も「検索」から来てくれる様になり、あなたの「大好き」をさらに沢山の人に見てもらう事ができる様になります。

そして、その高まった「大好き」を1つの形として、本を作るのです。漫画でもイラストでも論評でも写真集でもなんでも良いのです。あなたの「大好き」が物理的にこの世に生まれるのです。すごいですよね?

そうすると、いつの日か作っている人や、その他たくさんのファンの目に留まり、その人をポジティブパワーで「元気にする」事ができるかもしれないのです。あなたの「大好きな想い」が「誰かの元気」になる事もあるのです。すごくないですか?

あなたの「大好き」は何ですか?
アニメですか?お酒ですか?筋トレですか?漫画ですか?旅行ですか?映画ですか?

さあ、あなたの「大好き」をたくさんの人に伝えましょう!!

(おわり)

kasumi

「プリキュアの数字ブログ」管理人。 愛知県在住の会社員。2児の父。 WEBメディアねとらぼでのプリキュア記事連載を始め、様々なWEB媒体でプリキュアに関する記事を執筆中。 好きなプリキュアはキュアベリー

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