
NTTのフレッツ光回線を利用したインターネット接続サービス「So-net光」
導入するときの工事の流れや工事内容を的に解説します。
※2022年5月時点の情報です
この記事でわかること
So-net光の工事までの流れは?
現在、NTTのフレッツ光を利用している場合は、光回線工事を行う必要がありませんので、工事の手間無くSo-net光を使いはじめることができます。
NTTから「転用承諾番号」を入手して、So-net光に申し込めばOKです。
一方、現在、NTTのフレッツ光以外の回線を利用している場合は、フレッツ光回線を導入する工事が必要です。
So-net光に連絡して工事の日時を決定してから、現在利用しているインターネット接続サービスを解約するようにしてください。
また、まだ一度もインターネット接続サービスを家庭に導入したことがない場合も、フレッツ光回線を引きこむ工事が必要です。工事が混雑することもありますので、早めにSo-net光に連絡して工事の日時を決定しましょう。
So-net光のプランごとの工事内容まとめ
工事内容は、So-net光のプランによって異なります。プラン別の工事内容は以下のとおりです。
So-net光ホームずっとギガ得/ギガ得/標準/マンションギガ/マンションミニギガ
So-net光ホームの「ずっとギガ得プラン」「ギガ得プラン」「標準プラン」を利用する場合、もしくは「マンションギガ」「マンションミニギガ」のいずれかを利用する場合は、光ファイバーを最寄りの電柱から宅内に引きこむ工事と宅内にONU(回線終端装置)を設置する工事の2つの工事を行います。
工事が可能か調べる調査に約1時間、工事自体に約2時間かかります。
工事終了後は、利用者各自がSo-net光から送付されたホームゲートウェイをONUに接続し、ホームゲートウェイにパソコンなどのインターネット機器をつなぎます。
So-net 光マンションE8/E16
「So-net光マンションE8」「E16」を利用する場合は、すでにマンションの共用部分までフレッツ光回線が導入されています。
そのため、宅内工事は行わず、共用部分内の工事のみです。なお、共用部分から宅内へは、EthernetによるLANを利用してインターネット回線を引き込みます。
工事終了後は、利用者各自が宅内にあるLANポートにホームゲートウェイを接続し、ホームゲートウェイにパソコンなどのインターネット機器をつなぎます。
So-net光マンションV8/V16/都市機構(DX)
「So-net光マンションV8」「V16」「都市機構(DX)」を利用する場合も、すでにマンションの共用部分までフレッツ光回線が導入されていますので、宅内工事なしで共用部分内の工事のみです。
なお、共用部分から宅内へは電話回線を利用してインターネットを引き込みます。
工事終了後は、利用者各自が宅内にあるモジュラージャックにホームゲートウェイとVDSLモデムを接続し、ホームゲートウェイにインターネット機器をつないで利用します。
So-net光マンションF/F(S)
「So-net光マンションF」「F(S)」を利用する場合は、宅内にある弱電機器ボックスにONUとホームゲートウェイを直接つなぐ工事を行います。
そのため、共用部分の工事はなく、宅内工事のみです。
So-net光の回線工事費用まとめ
So-net光を導入するときに必要な工事費用をまとめてみました。
光回線を新規開通する場合
NTTのフレッツ光以外からSo-net光に乗り換える場合もしくは今までインターネットサービスを一度も導入したことがない場合は、工事費用は以下のとおりです。
※標準的な工事の費用ですので、状況によって費用が上下することもあります。
※工事費用はいずれも税込き価格です。</small style>
光回線を転用する場合
NTTのフレッツ光からSo-net光に乗り換える場合は、基本的には工事は不要ですので、工事費用もかかりません。
しかし、乗り換えと同時に回線の種類を変更する場合は、以下の工事費用が請求されます。
(例:VDSL方式→光配線方式) |
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(例:100M→1G) |
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※標準的な工事の費用ですので、状況によって費用が上下することもあります。
※工事費用はいずれも税込み価格です。</small style>
工事費用の追加について
工事の日時によっては、費用に追加料金が加算されることもあります。
(時間指定料金も含む) |
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(時間指定料金も含む) |
※いずれの工事費用も税込み価格で表示。</small style>
その他の工事費用
配線ルートがつぶれているなどの状況のときは、通常の工事に加えて「配線ルート構築工事」が必要です。
通常の光回線工事と同時に実施するときは15,400円(税込み)、光回線工事と別の日に実施するときは29,700円(税込み)が加算されます。
また、NTT西日本エリアでは、工事スタッフが光ケーブルの保護が必要だと判断したときは、「光ケーブル保護工事」が必要です。
なお、保護するケーブルの長さなどによって、加算される料金が変わります。
So-net光は工事費用の負担・割引サービスがない
So-net光では初期工事費用の割引サービスを実施していませんので、フレッツ光回線を導入する場合や回線品目を変更する場合にはかならず回線工事費用が請求されます。
もちろん分割払いも利用できますが、利用者にとっては大きな金銭的負担ですよね。
初期工事費用を節約したい人は、初期工事費用無料サービスを実施しているインターネット業者を検討してみるのはいかがでしょうか。
ソフトバンク光
ソフトバンク光では、So-net光同様にフレッツ光からの転用ができるほか、初期工事費用実質無料キャンペーンを実施しています。
また、他の回線から乗り換えるときの違約金・解約金を補填してくれるサービスも実施していますので、初期費用をほとんどかけずに乗り換えることができます。
その他にも、正規代理店サイトを経由すると以下のキャンペーンも適用されます。
- 最大80,000円キャッシュバック
- 12ヶ月間の月額料金を2,200円割引
- 初期工事費用実質無料
- オプションサービス1か月無料
- おうち割(ソフトバンクの携帯電話を利用している場合、携帯料金が割り引かれるサービス)
コミュファ光
東海地方限定のインターネット接続サービス「コミュファ光」でも、So-net光同様にフレッツ光からの転用ができるほか、初期工事費用実質無料キャンペーンを実施しています。
正規代理店サイトを経由して申し込むときに適用されるキャンペーンは以下のとおりです。
- 最大80,000円のキャッシュバック
- auスマートバリュー(au携帯電話を利用している場合、携帯料金が割り引かれるサービス)
初期工事費用の料金は意外と高い!無料サービスをチェックしよう
初期工事費用の料金は、意外と高額です。できるだけお得に乗り換えるためにも、初期工事費用無料キャンペーンを実施しているインターネット業者を選ぶようにしてください。