
オープンサーキットとは、フレッツ光のプロバイダです。v6Neoやv6Directといった安定した高速通信に対応したプランを採用しているため、通信速度を重視するユーザーにオススメです。
支払い方法をクレジットカード払いにすることで、解約違約金なしで解約やプラン変更ができるのでユーザーにとって安心できるプロバイダといえます。
ただし、フレッツ光ではフレッツ光の利用料金とプロバイダ利用料金が別途必要なので注意してください。
この記事では、オープンサーキットの特徴・メリット・注意点などを解説していきます。さらに割引キャンペーンや解約についても掘り下げているので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事でわかること
こんな人にはオープンサーキットの利用がオススメ!
オープンサーキットの特徴といえば何といってもv6Neo、v6Directといった高速通信に対応しているプランを採用しているところ。さらに、支払い方法が選択可能で、クレジットカード払いにすると違約金なしという嬉しいポイントもあります。
回線速度を重視する人
インターネットを快適に使用するためにはある程度の速度と安定性が必須です。オープンサーキットではIPv6に対応したプランを展開しているため、回線速度を重視するユーザーにオススメのプロバイダだといえます。
高速通信に関しては後述する『「v6Neo」の申し込みで速度が安定する』で詳しく解説しています。
違約金の心配なくプロバイダ契約したい人
プロバイダの中には契約期間が設定されていて、契約期間未満で解約してしまうと解約違約金を請求される事業者もあります。
オープンサーキットは契約期間が1年間に設定されていますので、1年未満で解約すると違約金を支払う必要があります。しかし、月額利用料の支払い方法をクレジットカードにすることで、違約金が免除されますよ!
違約金免除に関しては後述する『クレジットカード払いを選択すれば違約金が発生しない』で詳しく解説しています。
オープンサーキットをプロバイダにするメリット
数多く存在するプロバイダの中からオープンサーキットを選択し契約することで得られるメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。今回は5つのメリットについて詳しく解説していきます。
「v6Neo」の申し込みで速度が安定する
「v6Neo」では、「v6プラス」対応のプランです。「v6プラス」は、従来の接続方式であるIPv4と新しい接続方式であるIPv6を状況に応じて切り替えることで、安定した高速通信を実現する接続方法のことです。
これまでのインターネットはほとんど「PPPoE接続方式」で通信を行っていましたが、現在ではこのPPPoE接続方式での通信量が増えすぎて混雑が頻繁に起こるようになり、通信速度の低下を招いていたのです。
「IPoE接続方式」で通信を行うIPv6を利用することによって、通信量の上限が大幅に増えたため、混雑が起きにくく安定した高速通信が可能となりました。
したがって、従来よりもIPアドレスが格段に増え、混雑を起こしにくい「v6プラス」を採用しているv6Neoは、速度重視のユーザーにピッタリなコースプランです。
【v6Neoコース費用】
2,200円 | 1,980円 |
※価格はすべて税込
「v6Direct」に申し込めば固定IPアドレスも利用できる
「v6Neo」が標準的な高速コースプランだとすれば、「v6Direct」は少し珍しいタイプのコースプランです。なぜなら、v6Directでは固定IPアドレスが利用できるからです。固定IPアドレスが利用できると次のようなことができます。
【固定IPアドレスがあるとできること】
- IPアドレスとはインターネット上の住所のようなものなので、自宅サーバーが効率的に公開できる
- 外部からインターネットを通じて自宅パソコンにアクセスしたり遠隔操作したりできる
- Webカメラと連携させて防犯カメラの役割を果たせる
【v6Directコース費用】
5,500円 | 5,170円 |
※価格はすべて税込
無線LANを無料で利用できる【条件あり】
オープンサーキットでは無線LANを無料で利用できます。もちろん無線(Wi-Fi)を利用するには無線LANルーターが必要ですが、これも自分で用意する必要がない可能性があります。
- フレッツ光の「ひかり電話」を契約していればホームゲートウェイをそのまま使える
- NTTから有料でホームゲートウェイをレンタルしていれば、それをそのまま使える
以上に当てはまらない場合でも無線LANルーターを用意することで高速Wi-Fiを利用できるのでご安心ください。
クレジットカード払いを選択すれば違約金が発生しない
オープンサーキットの支払い方法はいくつかあります。その中でもオススメはクレジットカード払いです。なぜなら、クレジットカード払いであれば1年未満の解約であっても違約金が発生しないからです。
違約金は発生しませんが、翌月末までの利用料金は請求されます。プロバイダの中には高額な違約金が必要な事業者もあるので、オープンサーキットは良心的だといえるでしょう。
【支払い方法】
1,980円 | クレジットカード払い | ||
11,880円 | 口座引き落とし | 返金なし | |
23,760円 ※2ヶ月分無料キャンペーン有 |
コンビニ払い 銀行振込 |
返金なし |
※価格はすべて税込
半年払いや1年払いにした場合、途中解約しても、前もって支払ってしまったお金は返金されません。短期間で様子を見る程度の利用であれば1ヶ月毎に支払うクレジットカード払いがよいでしょう。
プロバイダ乗り換えなら最短5分で開通する
プロバイダを乗り換えるだけなら驚きの最短5分で開通します。また、フレッツ光回線が開通済でサービス提供状況が整っている状態であれば、申し込み・入金確認から1時間~24時間でv6Neoやv6Directの利用を開始できます。
インターネットの手続きというとなかなか進まず時間がかかるイメージが強いため、このスピードは驚きです。「フレッツ光を申し込んだけれど、プロバイダ手続きを忘れていた」という人にとっては嬉しいサービスですね。
オープンサーキットの注意点
いいことばかりのように思えるオープンサーキットですが、もちろん注意点も存在します。事前に頭にいれておくことで、対策をとることができます。
プロバイダのメールサービスがない
通常はプロバイダにメールサービスが付いていて、そのメールアドレスを利用しているという人も多いですが、オープンサーキットにはメールサービスがありません。プロバイダのメールサービスがなくても、GmailやYahoo!メールなどフリーメールを利用することはできるので生活に支障をきたすことはないでしょう。
ただし、最初の申し込みの時点でメールアドレスは必要となるのでGmailやYahoo!メールといったフリーメールか携帯メールアドレスを用意しておきましょう。
フレッツ光の料金は別途かかる
フレッツ光はブロードバンド回線事業者ですから、ユーザーがインターネットを利用するための回線を提供する役割を担っています。また、オープンサーキットはプロバイダですので、ユーザーとインターネットを、回線を使って接続する役割を担っています。
フレッツ光はプロバイダと一体型ではないので、オープンサーキットの利用料金は、フレッツ光の料金とは別途請求されます。
【月額利用料】
5,940円 | |
1,980円 | |
7,920円 |
※価格はすべて税込
オープンサーキットの評判を調べてみた!
オープンサーキットの評判を知るべく、Twitterで「オープンサーキット」と検索してみました。投稿は少なめでしたが、それぞれユーザーの感想や意見を見つけたので紹介していきます。
プロバイダをオープンサーキットに変更したら夜間の下り速度も200Mbpsを超えた
海外のゲームをやる以上、安定したpingは中々に難しい感じ
ただゲーム中落とされまくってた状態は改善出来た。
My環境を整えた上で不具合が出たなら相手側の問題として納得出来るので、取り敢えず一安心。— 柴犬銀 (@GinjiroShiba) August 1, 2019
速度が低下しやすい夜間でもスピードが出ているため満足しているユーザーのツイートです。速度が出ないことをすべて回線のせいにせずに、自分でも改善できることを探している賢いユーザーです。
ゲームを行う上で重要なPING値は思ったよりもよい結果が出なかったようですが、環境や時間帯によって値は変わっていくので回線やプロバイダを悲観することはありません。
ルーターが届いたのでv6プラスデビュー✨
Pingは+5msと少し残念😌
でも、下りがまさかの10倍に!☺️ヤッター夜も頼むぜ~😉三😉👍
フレッツ光 IPv6 IPoE(v6プラス)
プロバイダ:オープンサーキット
Ping: 16.0ms
下り: 482.5Mbps
上り: 207.52Mbpshttps://t.co/DmGAqFyZnD #みんなのネット回線速度— にゅたろ@マヨカツ丼 (@newtaroz) August 24, 2019
プロバイダをオープンサーキットに変えたことで下りのスピードが格段に速くなったというツイートです。
インターネットを利用するのは大半の人が夜間であると思われます。そのときに高速通信ができればストレスが激減すること間違いなしでしょう。
プロバイダのオープンサーキット、解約決定! pic.twitter.com/shn4bhI87K
— 黒しぃ (@kuroshi07) September 21, 2019
こちらはオープンサーキットの解約を決めた方のツイートです。速度が出ないということは、v6Neoでは無いコースを使っているのかもしれませんね。
ただしインターネット通信は利用する環境によって大きく左右されるものです。同じ回線・プロバイダを契約しているからといって同じ速度が出るわけではありません。
その点には注意して、オープンサーキットで契約をするときは、間違えずにv6Neoを選ぶようにしましょう。
口コミは「速度が上がった」というものが多く見られました。しかし、前述したとおり、通信速度は環境に大きく左右されるものです。自分の地域や利用環境などを考慮して利用するようにしましょう。
オープンサーキットでは月額料金割引キャンペーンを実施中!
独自キャンペーンを行っているプロバイダがありますが、オープンサーキットでも月額割引キャンペーンを実施しています。上手く利用することでお得にインターネットを楽しむことができます。
光生活スタートお任せキャンペーン
フレッツ光を申し込む際にプロバイダをオープンサーキットとし、支払い方法を12ヶ月払いにすると「光回線のすべてをオープンサーキットにお任せする」という意味となり、おまけが受け取れるキャンペーンです。
このキャンペーンは現在では適用期間外となっており、実施されていません。
プロバイダ乗換キャンペーン
プラス1ヶ月お得キャンペーン
12ヶ月分の月額利用料で最大14ヶ月利用できるようになる割引キャンペーンです。
【適用条件】
- 1年分の料金を一括払いする
- 新規契約、もしくは他社からの乗り換え
- キャンペーン期間中に支払いが完了している
v6Direct/固定IP1 | 5,170円 | 4,772円 |
フレッツ光 | 1,320円 | 1,218円 |
固定IP1コース | 1,980円 | 1,828円 |
固定IP1モバイルコース | 1,980円 | 1,828円 |
※税込
プラス2ヶ月お得キャンペーン
12ヶ月分の月額利用料で合計14ヶ月利用できるようになる割引キャンペーンです。
【適用条件】
- 1年分の料金を一括払いする
- 新規契約、もしくは他社からの乗り換え
- キャンペーン期間中に支払いが完了している
v6Neo | 1,980円 | 1,697円 |
フレッツADSL | 1,100円 | 943円 |
フレッツIDSL | 880円 | 754円 |
FOMA定額 | 770円 | 660円 |
ダイヤルアップ | 770円 | 660円 |
※税込
オープンサーキットの申し込み方法
オープンサーキットへの申し込み手順を説明していきます。フレッツ光を利用しているか、利用していないかで開通工事の有無が異なりますので、よくチェックしておきましょう。
フレッツ光を利用中の場合
- NTT東西の「お客様ID」を用意する
- オープンサーキットを公式サイトから申し込む
オープンサーキット公式サイトは、こちらから - 自動返信メールが届くので支払いを行う
※キャンペーン適用するには12ヶ月払いが必須 - 利用中のIPoE接続があった場合は解除し、オープンサーキットへ解除完了の連絡をする
- 利用開始
フレッツ光をまだ利用していない場合
- フレッツ光を申し込む
- フレッツ光が開通後、NTT東西の「お客様ID」を用意する
- オープンサーキットを公式サイトから申し込む
オープンサーキット公式サイトはこちらから - 自動返信メールが届くので支払いを行う
※キャンペーン適用するには12ヶ月払いが必須 - 利用中のIPoE接続があった場合は解除し、オープンサーキットへ解除完了の連絡をする
- 利用開始
速度や料金を重視する人には光コラボの契約もオススメ
オープンサーキット以外の光コラボ回線でもNTTフレッツ光回線を利用できるので、高品質な通信が可能です。料金は事業者によって異なりますが、プロバイダも含まれた一体型の料金プランのところであれば、コスト計算がわかりやすく安心です。
また、契約を申し込む際に代理店を利用すれば、代理店のキャンペーンと公式キャンペーンの両方を受け取れる仕組みになっているので、高額キャッシュバックが期待できます。
さらに、使用しているスマホキャリアとのセット割が適用される光回線を選択すると、スマホなど通信端末の月額料金が割引されるなど大きな恩恵を受けることができます。
速度や料金面で満足したい人は、光コラボ回線の契約もオススメですので、ぜひ検討してみてください。
まとめ
オープンサーキットは安定した高速通信が魅力のプロバイダです。手続きも迅速でストレスなく利用をスタートできるでしょう。フレッツ光の月額利用料とは別にプロバイダ利用料を支払わなければなりませんが、プロバイダとしての割引キャンペーンも実施しているので上手く利用して契約するのも賢い方法です。
同じフレッツ光回線の光コラボも、速度・料金ともに高品質なのでオススメです。自分に合った光回線、プロバイダを探してみてはいかがでしょうか。