
OCN光を契約中に引越しをする場合、新居でもそのまま継続利用するべきなのか、別回線に乗り換えるべきなのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
結論を言うと、引越し手続きを行うよりも乗り換えの方が断然お得です!

今回は、OCN光の引越し手続き手順や乗り換え先としてオススメしたい光回線などを紹介していきますので、現在OCN光を契約中で引越しのご予定がある方は、参考にしてください。
オススメ光回線 | ![]() OCN光 |
![]() ドコモ光 |
![]() NURO光 |
![]() ソフトバンク光 |
![]() auひかり |
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※2022年5月時点の情報です
この記事でわかること
OCN光を引越し先に移転して継続利用する場合の手続き方法
OCN光の「移転」とは、引越し先でもOCN光を継続利用することです。
OCN光の移転手続きは引越し1ヶ月前からできますので、以下の手順で早めに手続きを行いましょう。
- OCN光の引越し手続き申し込みを行う
- 工事日時・内容を確定する
- 撤去工事をしてもらい機器を返却する
- 引越し先で回線工事をしてもらう
OCN光の引越し手続き申し込みを行う
まずは、OCN光が引越し先でも利用できるか確認します。
その後は以下の流れに沿ってOCN光引越し手続きを行ってください。
- 「OCN会員ページ」にアクセス
- 会員ページの「会員サポート/手続き」タブをクリック
- 「OCN光 引越しの手続き」というバナーをクリックし、会員ページへログイン
- 「設置場所住所」「ご契約者住所」「請求書送付先住所」を引越し先住所に変更
なお、以下の場合は、OCN会員ページから引越し手続きが行えませんので注意してください。
- 引越し先が東日本と西日本をまたぐ場合
- 引越しと同時にプラン変更を行う場合
- オプションサービスの変更を希望する場合
上記の場合は、以下の連絡先に問い合わせてください。
新築戸建ての場合は「新築届」を提出して住所登録が必要
引越し先が新築戸建ての場合、提供エリア検索では新住所をサイト上で確認できません。
引越し先が新築の場合は、まず役所で「新築届」を提出し、引越し先住所を確定させる必要があります。
新居の住所登録手続きが完了し、新住所が確定した後、「OCN光 引越しの手続き」より手続きをおこなってください。
工事日時・内容を確定する
OCN光の引越し手続きが完了すると、約2週間後にNTTから電話連絡がきます。
その際、手続き内容の確認と、現住所および引越し先住所での工事日時を決定させる必要がありますので、日程を調整しましょう。
撤去工事をしてもらい機器を返却する
撤去工事を行う場合、基本立ち合いが必要となりますが、使用していた機器をNTTに郵送する場合や新居へ持ち込む場合は撤去工事がありませんので、立ち合いは不要です。
撤去工事立ち合いの有無は、工事日時を確定させる電話にて確認できます。
引越し先で回線工事をしてもらう
引越し先で電線から光回線を引き込んだり、共有スペースから自宅まで回線を引き込んだりする開通工事を行う場合は、立ち合いが必要です。
ただし、今まで使用していた機器やNTTから送られてきた機器をご自身で設置する方法を指定された方は、立ち合い不要となります。
引越し先での工事立ち合い有無は、建物の状況をNTTが判断し、工事日時を確定させる電話にて伝えられますので、確認をしておきましょう。
OCN光の引越しで移転手続きをする際に発生する費用
OCN光を引越し先でも引き続き利用する場合、最大で以下3つの費用が発生します。
契約事務手数料が発生する
契約事務手数料はOCN光に限らず、どの光回線においても必要になるものです。
OCN光の移転手続きには契約事務手数料として3,300円が発生します。
引越し先での開通工事費がかかる
OCN光を引越し先でも引き続き利用する場合、旧居での撤去工事費は無料ですが、引越し先での開通工事は以下のように工事費がかかります。
屋内配線を新設する場合
戸建て | マンション | |||
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派遣工事あり | 一括 | 分割 | 一括 | 分割 |
19,800円 | 初回3,300円 500円×30回 |
16,500円 | 初回3,300円 440円×30回 |
屋内配線を新設しない場合
戸建て/マンション | ||
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派遣工事あり | 一括 | 分割 |
8,360円 | 初回1,760円 220円×30回 |
|
派遣工事なし | 2,200円 | ― |
なお、NTT東日本エリアのみ、土日祝に開通工事を行うと上記費用に加え別途3,300円の追加費用がかかりますので、ご注意ください。
NTT東日本・西日本をまたぐ場合は違約金が発生する可能性がある
NTT東日本・西日本には同じ「NTT」が付いていますが、それぞれ別会社です。
そのため、エリアをまたぐ引越しをするの場合は、現在契約中のOCN光を一度解約し、引越し先で新たにOCN光を再契約する必要があります。
解約する際に、契約更新月以外に解約をすると、プランによって以下のように違約金が発生しますので、注意が必要です。
契約プラン | 解約違約金 |
---|---|
標準プラン | 0円 |
2年自動更新型割引プラン | 12,100円 |
引越しの際にOCN光を移転して継続利用するメリット・デメリット
引越し先でも引き続きOCN光を利用するメリットとデメリットをまとめました。
<OCN光の移転手続きを行うメリット>
- OCN光の違約金が発生しない
- サービス内容がこれまでと変わらない
<OCN光の移転手続きを行うメリット>
- NTT東日本・西日本をまたいでの移転は原則としてできない
- 移転の場合も開通工事費用がかかる
- マンションの場合は既に引かれている回線を契約しなければならない可能性が高い
- 移転工事費割引はOCN光では利用できない
【メリット1】OCN光の違約金が発生しない
東日本もしくは西日本の同エリア内で引越しをする場合、OCN光はそのまま継続利用ができますので、違約金が発生しません。
そのため、同エリア内の引越しであれば、新居での開通工事費用のみで再びOCN光を利用できます。
【メリット2】サービス内容がこれまでと変わらない
OCN光は移転をしても通信速度や料金が変わりませんので、引越し先でも今までと同じサービス内容を利用できます。
ただし、引越しと同時に料金プランを変更したい場合は、下記問い合わせ先に電話連絡をしてください。
【デメリット1】NTT東日本・西日本をまたいでの移転は原則としてできない
OCN光でエリアをまたぐ引越しを行う方は、現在ご契約中のOCN光を一度解約し、引越し先で再契約をしなければなりません。
東日本・西日本をまたいでの移転をする際は、以下にお問い合わせください。
また、継続利用の連絡を入れる前に、新住所でOCN光が利用可能であるかを調べる必要もありますので、下記サイトよりサービス提供地域の事前確認をしておきましょう。
【デメリット2】移転の場合も開通工事費用がかかる
OCN光は無料で移転ができません。
OCN光を引越し先でも継続利用する場合、引越し先が戸建て住宅であれば2,200~19,800円、マンションのような集合住宅であれば1,760~16,500円の開通工事費用が発生します。
OCN光の開通工事費用は、工事内容により金額が変動します。
【デメリット3】マンションの場合は既に引かれている回線を契約しなければならない可能性が高い
引越し先のマンションですでに光回線が引かれている場合、基本的には導入済みの回線を契約する必要があります。
新居で引かれている回線がフレッツ光回線であれば、転用でOCN光を再契約できますが、他社の光回線が導入されている場合、勝手にOCN光(フレッツ光回線)の開通工事を行うことはできません。
マンションのオーナーや管理組合の許可がでれば、OCN光を独自導入もできますが、許可が降りるケースは稀です。
そのため、引越し先のマンションで別の光回線が導入されているときは、多くの場合OCN光を解約することになるでしょう。
【デメリット4】移転工事費割引はOCN光では利用できない
OCN光以外の回線では、工事費用を月額料金から割引く形で実質無料にするサービスがよく見られますが、OCN光にはこのようなサービスがありません。
そのため、移転の際は工事費を満額支払う必要があります。
お得に引越しするならOCN光を解約して他回線に乗り換えよう
OCN光には、移転の際にかかる工事費や利用料を安くするキャンペーンがありません。

このようなキャンペーンを使えば、実質無料でインターネットの引っ越し手続きができるため、OCN光を引っ越し先でも利用するよりもお得な場合があります。

そのため、現在OCN光をご契約中の方でネットの引越し費用を安くしたい方は、OCN光から他社光回線に乗り換えて、新規契約者向けのキャンペーンを利用することで大変お得に契約ができます。
ここでは、OCN光を解約して乗り換える場合のオススメ乗り換え先を紹介します。
auユーザーにオススメの光回線
(戸建て) |
(ずっとギガ得プラン) |
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(マンション) |
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下り:10Gbps |
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(実測の平均) |
下り:229.04Mbps |
セット割 |
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※2022年3月現在のデータです。
auユーザーの方は「auひかり」もしくは「so-net光」に乗り換えると、「auスマートバリュー」が適用され、スマホ料金が毎月最大1,100円安くなります。
ちなみに、auスマホで「auピタットプラン」もしくは「auフラットプラン」を契約すると、この割引が契約中ずっと続きます。

auひかりの利用を検討中の人は、Web窓口「フルコミット」がオススメですよ。
フルコミットでは、8ヶ月後に最大60,000円がもらえるキャンペーンを提供しています。
ドコモユーザーにオススメの光回線
下り:1Gbps |
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(実測の平均) |
下り:161.6Mbps |
公式キャンペーンでdポイント最大2,000ポイントプレゼント |
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※タイプAに含まれるプロバイダを選んだ際の料金を表示しています。
※2022年3月現在のデータです。
ドコモユーザーの方は「ドコモ光」に乗り換えると、「ドコモ光セット割」が適用され、スマホ料金が毎月最大3,850円安くなります。
ドコモ光セット割は、以下の料金プランを利用している場合に適用できます。
家族でパケットを分け合うプラン
- ベーシックシェアパック
- ウルトラシェアパック
一人で利用するプラン
- ベーシックパック
- ウルトラパック
4つで適用されますが、中でも割引額が大きいのは「ウルトラシェアパック100」の料金プランです。
ウルトラシェアパック100は、100GBを家族で分け合うことができますので、ご家族にドコモユーザーが多い方は、こちらのプランがオススメといえます。
ソフトバンクユーザーにオススメの光回線
下り:1Gbps |
|
(実測の平均) |
下り:285.11Mbps |
※2022年3月現在のデータです。
ソフトバンクユーザーの方は、「ソフトバンク光」もしくは「NURO光」に乗り換えると、「おうち割 光セット」が適用され、スマホの料金が毎月最大1,100円安くなります。
NURO光は独自回線のため、提供エリアは狭いものの、回線速度に定評があります。
速度重視の方にもオススメの光回線です。
乗り換えキャンペーンが充実のオススメ光回線
下り:1Gbps |
|
(実測の平均) |
下り:186.91Mbps |
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※2022年3月現在のデータです。
ソフトバンクスマホをご利用中の方は、「データ定額 50GB/20GB/5GB」のいずれかを契約すると、1,100円の割引が契約中ずっと適用されますので、オススメです。
また、10回線まで適用可能ですので、家族にソフトバンクユーザーが多いほど割引額が大きくなります。
ソフトバンク光は他社違約金を最大10万円まで負担してくれるお得なサービスがありオススメです。
OCN光の引越しにお関するよくある質問
OCN光の引越しのよくある質問をまとめました。
OCN光から他の光回線へ乗り換えた場合、違約金は0円になる?
OCN光には、移転の際にかかる工事費や利用料を安くするキャンペーンがありません。
しかし、OCN光から他回線に乗り換える場合は、他社からの違約金を負担してくれる回線に乗り換えることで、違約金を0円にできます。
なかでも、auひかりは最大30,000円、ソフトバンク光は最大110,000円まで他社からの違約金を負担してくれますので、OCN光からの乗り換え先としては大変オススメです。
通信速度を重視するならどの光回線?
OCN光からの乗り換えを行う際、通信速度を重視したいのであれば、「auひかり」や「NURO光」「コミュファ光」のように独自回線を使用しているところを選びましょう。
独自の回線を利用している光回線は、快適な通信が利用できる点がメリットです。
しかし、フレッツ光や「ドコモ光」「ソフトバンク光」のような光コラボ回線に比べると通信エリアが狭い点がデメリットとなりますので、契約前には対象通信エリアを確認しておくことが大切です。
OCN光の移転・解約手続きの時期は?
OCN光の移転・解約手続きは、引越し1ヶ月前からスタートできます。
移転手続き申し込みから開通工事が終了するまでは最短でも2週間から3週間はかかりますので、早めに申し込みをすることをオススメします。
また、引越し時期が近づくと、役所の手続きやそのほかの作業で忙しくなりますので、それも考慮の上、移転手続きをすすめてくださいね!
まとめ
OCN光は、同エリア内の引越しであれば違約金も発生しませんし、引越し先でも今までと同じ速度や料金でネットを利用できます。
しかし、OCN光は東日本と西日本のエリアをまたぐ引越しをする場合は違約金が発生しますので注意してくださいね。
また、OCN光で移転手続きを行うよりも他回線へ乗り換えるほうがお得です。
乗り換えであれば、回線によっては、キャッシュバックや工事費無料キャンペーン、違約金キャンペーンなどさまざまなキャンペーンを実施しており、移転手続きよりもお得に契約できる可能性がありますよ。
また、インターネット回線は、スマホと光回線の同時契約で利用料が安くなったり、通信速度が速かったりとキャンペーン以外の特徴も異なりますので、いかにお得で、かつ快適に通信ができるかを考えて乗り換え先を選んでくださいね。