
モバイルルーターのWiMAXは、さまざまなプロバイダによって提供されています。
それでは、WiMAXのプロバイダの1つ「@nifty WiMAX」を解約するときは、どのような手順でば良いでしょうか?
実は@nifty WiMAXの解約手続きは、「解約」「解除」などややこしく、わかりづらいものです。
そこで今回は、@nifty WiMAXの解約手順をわかりやすく紹介するほか、解約金や返却物、解約金をできるだけ少なくする方法について解説します。
※2022年5月時点の情報です
この記事でわかること
知っておきたい@nifty解約時の注意点
できるだけ損をせずに解約手続きをするためにも、まずは@nifty WiMAXを解約際の注意点を確認しておきましょう!
@nifty WiMAXの解約と解除の違い
@nifty WiMAXにおいて、「解約」と「解除」は別の意味を持ちます。
「解約」は文字どおり契約を終了することを意味します。
解約すると@nifty IDやメールアドレス、光ファイバーやADSL等の常時接続コース、コンテンツなどのすべての@nifty関連のサービスが利用できなくなってしまいます。
一方、「解除」とは、@niftyのサービスを一部のみ終了させることを意味します。
常時接続コースの契約のみを終了したり、一部のコンテンツの契約のみを終了させたりすることを解除と呼ぶのです。
@nifty IDだけを解除はできませんので、@nifty IDを終了させるときには解約手続きが必要です。
解約の日割り計算ができない
@nifty WiMAXでは、解約も解除もいずれも日割り計算ができません。
そのため、どのタイミングで解約や解除を申し込んでも、当月末日に解約あるいは解除することになってしまいます。
解約月なら解約の取り消しができる
「@niftyのカスタマーセンターに解約を申請したけれど、やっぱり@nifty WiMAXを使い続けたい」と考えている人は、解約を申し込んだ月の末日までなら解約取り消しを行うことができます。
ただし、料金の割引やキャンペーンが適用されている場合は、解約と解約取り消しを行うことで、割引等の適用外になってしまうことがあります。
解約を行うベストタイミング
「WiMAX2+フラット2年ギガ放題」もしくは「WiMAX2+フラット2年auスマホ割」の契約をしている場合は、契約期間は2年です。
2年後の解約更新月(契約月を0ヶ月目とすると25ヶ月目)以外に解約すると解約違約金が請求されます。次の表を参考に、解約のベストタイミングを捉えてください。
※73ヶ月目以降も、24ヶ月ごとに解約違約金が発生しない更新月が訪れます。</small style>
@nifty WiMAXのみの解約(解除)手順
@niftyのサービスすべてを解約するのではなく、@nifty WiMAXだけを解除するときは、次の手順で手続きを行います。
- @niftyの会員ページにログインします。
- 「ID契約を残し、WiMAX契約を解除」の部分をクリックします。
なお、@niftyのカスタマーセンター(電話やメールなど)では、基本的に解除の申し込みは受け付けていません。
@niftyに関するすべてのサービスを解約する手順
@nifty WiMAXだけを解除するのではなく、@niftyに関するすべてのサービスを解約し、@nifty IDも消去してしまうときは、次の手順で手続きを行います。
- @niftyの会員ページにログインします。
- 「ID契約も含め、WiMAX契約を解約」の部分をクリックします。
なお、解除手続きと同様、解約の手続きも@niftyのカスタマーセンターでは実施はできません。
退会手続きが完了しているか確認する方法
ボタンをクリックするだけで解約・解除ができてしまいますので、便利な半面「本当に解約・解除ができているの?」と不安になってしまいますよね。
本当に解約手続きや解除手続きができているか確認したいときは、次のいずれかの方法で問い合わせてみましょう。
会員ページで確認する
@niftyの会員ページにログインし、「お客さま情報一覧」→「お知らせ」をチェックすることで解約や解除手続きができているか確認できます。
カスタマーセンターに電話をかけて確認する
電話で問い合わせたい場合や、予定していた解約日・解除日を過ぎてしまって会員ページにアクセスできない場合は、カスタマーセンターに電話をかけて解約手続き・解除手続きができているのか確認してください。
電話番号は0120-32-2210もしくは03-5860-7600です。海外から問い合わせるときや携帯電話やPHSを使って問い合わせるときは、03-5860-7600へ連絡してください。
いずれも、毎日10:00~19:00が営業時間となっています。
@nifty WiMAXの解約後に機器の返却は不要?
基本的に@nifty WiMAXを解約しても、WiMAX機器を返却する必要はありません。
しかし、「@nifty WiMAX機器レンタルサービス」を利用している場合は、次のものすべてを返却する必要があります。
- <@nifty WiMAX解約・解除時に返却するもの>
- WiMAXの端末
- SIMカード
- その他のレンタル機器
- WiMAX機器が入っていた箱
機器の箱も返却対象ですので、「@nifty WiMAX機器レンタルサービス」を利用している人は、WiMAX機器が入っていた箱を捨てずに保管しておきましょう。
@nifty WiMAXの解約金を節約する方法!
タイミングを考えずに解約してしまうと、違約金として最大20,900円が請求されてしまいます。
@nifty WiMAXの数ヶ月分の月額料金に相当する大金ですから、できるだけ支払わずに済ませたいものです。
@nifty WiMAXの解約金を節約する方法を2つご紹介しますので、ご覧ください。
契約更新月に解約を行う
契約更新月に解約すれば、@nifty WiMAXから解約違約金を請求されることはありません。
25ヶ月目か49ヶ月目、それ以降の24ヶ月毎に訪れる契約更新月に、解約を申請するようにしましょう。
ただし、先程も表中でご説明しましたが、@nifty WiMAXでは契約開始月を0ヶ月目とする独自の方法で利用月数を数えます。
数え間違いを防ぐためにも、 @niftyの会員ページやカスタマーセンターで問い合わせて、正しい利用月数を把握しておきましょう!
解約金・違約金を負担してくれるプロバイダに乗り換える
2年間にわずか1ヶ月しか訪れない契約更新月。「解約したい」と思うタイミングと契約更新月がぴったりと一致することは、ほとんどないと言っても良いのではないでしょうか。
思い立ったときに解約したい人には、解約金や違約金を負担してくれるプロバイダに乗り換えるという方法がオススメです!
例えば、WiMAXの1つ「BroadWiMAX」では、@nifty WiMAXなどの他のWiMAXサービスから乗り換える場合は発生する違約金や解約金を上限20,900円まで負担してくれるキャンペーンを実施しています。
これなら、いつでも解約違約金を気にせずに@nifty WiMAXを解約できますね。
BroadWiMAXで実施されているキャンペーンは、解約金・違約金の還元キャンペーンだけではありません。
最新端末を含むすべてのWiMAX端末が無料になるキャンペーンや、月額料金をクレジットカード払いで支払うと初期費用が無料になるキャンペーンも実施されています。
「できるだけお金をかけずに別のモバイルルーターに乗り換えたい」と考えている人は検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
@nifty WiMAXはインターネットの会員ページから解約を申し込むことができます。
解約するときは、解約や解除の違い、レンタル機器の返却、解約タイミングの3点に注意を払う必要があります。
解約違約金を支払わずに解約できるタイミングは、2年間にわずか1ヶ月間しかありません。
「タイミングを計るのは面倒だ」という人や「今すぐ@nifty WiMAXを解約したい」という人は、解約金・違約金を還元してくれるプロバイダに乗り換えてみてはいかがでしょうか。
プロバイダによっては端末無料等のキャンペーンも実施していることがありますので、負担をかけずに乗り換えることができますよ。