街中には思っているよりも多くのフリーWi-Fiで溢れています。特に、渋谷・新宿は密集していて、どこにいても繋がるのではないかというぐらい。
そんなフリーWi-Fiを利用した自動接続アプリが「タウンWiFi」。
何をするにもインターネットが必須といっても過言ではない今、通信制限というのは非常に大きいリスクです。そんな通信制限のリスクを軽減、つまり通信量を減らすためにこの自動接続アプリ「タウンWiFi」が開発されました。
今回は、「タウンWiFi」が通信量の削減にどれほど実用的なアプリなのかを検証するために、実際に新宿で「タウンWiFi」を使ってみて、使い勝手などをレビューしていきます。
夜の新宿でタウンWiFiを使ってみた
日常生活で使う店舗や商業施設のほとんどを網羅しているので、新宿や渋谷などではその数も非常に多いですね。
どちらもかなり低速ですが、速度制限状態だと通信速度が0.2Mbpsに制限されてしまうので、それよりはマシくらいな感じです。
ちなみに、YouTubeくらいであれば1Mbps強でも不満なく視聴できたので、ちょっと暇を潰す程度なら十分使えるかな、と思いました。
Wi-Fiスポットによって速度のバラつきが大きかったので、近くに速度の速いWi-Fiスポットがあれば、そちらを利用するほうが良さそうです。
自動接続までしてくれて便利なタウンWiFiですが、Wi-Fiスポットが多い場所で移動していると接続と遮断を繰り返してしまい、いざ通信しようとしたら遅いWi-Fiスポットに接続されたり、Wi-Fi接続が切れてモバイル通信になっていた、ということもありました。
なので、実際に使う際は、待ち合わせなどであまり動き回らない時に使うと割り切ったほうがストレスは少ないです。
タウンWiFiの「WiFiプロテクト」で安全な通信を
タウンWi-Fiで接続している公衆Wi-Fiは通信の暗号化がされていないものもあるため、ここで紹介するWi-Fiプロテクトを使って通信の暗号化をしておくと安心です。
WiFiプロテクトとは
WiFiプロテクトは、タウンWiFi社が提供する無料のVPN接続アプリで、Wi-Fi利用時に自動的に通信を暗号化してくれるため、公衆の無料Wi-Fiを安心して利用することができます。
WiFiプロテクトの使い方
また、下部に表示されている「公衆Wi-Fi接続時に自動的に保護」をオンにしておくと、タウンWi-Fiで公衆Wi-Fiに接続した際に自動的に通信を保護してくれます。
Wi-FiプロテクトとタウンWi-Fiを併用すると、タウンWi-Fiが自動的にWi-Fiに接続し、Wi-Fiプロテクトが自動的に通信を保護してくれるため、安全かつ快適に公衆Wi-Fiを利用することができます。
注意点として、通信を保護する時にタウンWiFi社が提供する暗号化サーバーを経由するため、通信速度が著しく低下してしまうことがあることを頭に入れておく必要があります。
まとめ
身近には意外と多くのフリーWi-Fiがあること、タウンWiFiを使って自動接続できるから手軽に通信量を削減できるということがわかったと思います。
通信速度はWi-Fiスポットによって差がありますが、決して全てが遅くてイライラするレベルということもありません。
さらに、WiFiプロテクトを併用することでセキュリティリスクも解決できますからね。
月末になるといつも速度制限になってしまうという方は特に、街中に溢れるフリーWi-Fiを上手く利用して通信量を節約してみてくださいね。
でこい
社会人ブロガー。趣味であるスマホやPC、カメラなどのガジェットや旅、焼肉などのことを書いたブログ『でこにく』を主催。ブログの他にも文章を書いたり写真を撮ったりなど活動は多岐にわたる。