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この人の話がおもしろい!2018年に注目を集めた人のインタビュー記事5選

あなたにとって、2018年はどのような年でしたか?

平昌オリンピックやワールドカップ・ロシア大会などスポーツの祭典が盛り上がった一方、大きな地震や豪雨などの災害もあり、はたまた映画やドラマも大きな注目を集めていた2018年。そのような話題は、12月に発表された「新語・流行語大賞」からも見て取れますね。

また、インターネット上では今年も多種多彩な話題が飛び交い、数多くのトレンドやバズ記事が生まれていました。「ネット流行語大賞」に並ぶ言葉をざっと見るだけでも、流行語大賞とはまた違った話題でも盛り上がっていたことがわかります。

本記事では、そんな「2018年」に注目を集めた人を取り上げたインタビュー記事をご紹介。誰もが知る人だけでなく、ネット上で人気を博していた人、活動が注目されていた人などもピックアップしました。

そんな旬な人たちを取り上げたインタビュー記事は、どれもこれも読みごたえがあって魅力的。ここでは簡単に触れる形でとどめていていますので、ぜひリンク先のページでも読んでみてくださいね。

藤井聡太さん

2016年にプロ入りを決め、翌年には歴代最多連勝記録を達成するなど、2017年の時点で並々ならぬ注目を浴びていた将棋棋士・藤井聡太さん。2018年2月には四段から五段へ、そして五段から六段へ、さらに5月には七段に昇段し、破竹の勢いを見せています。

史上5人目の中学生棋士にして、史上最年少のプロ棋士。

「藤井フィーバー」と言われるほどに将棋界全体をも盛り上げた彼を取り上げた記事は数多く、雑誌や本で読むには事欠きません。そんななかで個人的におすすめしたいのが、以下のページです。

リンク:http://originalnews.nico/139502

ドワンゴが主催するタイトル戦・叡王戦の開催に際して企画された、24人の棋士へのインタビュー連載。その1人目として取り上げられたのが、藤井聡太さんでした。

インタビュアーと連載を担当する筆者は、作家の白鳥士郎さん。将棋を題材にしたライトノベル『りゅうおうのおしごと!』の筆者であり、同作は2018年1月からアニメも放送されていました。

個人的な話になりますが、自分が数年ぶりに将棋にハマるきっかけになったのが、まさにこの『りゅうおうのおしごと!』と、藤井聡太さんの存在だったんですよね……。

ネットの生放送で藤井さんの将棋を見て興奮し、アニメ版を経由して読んだ『りゅうおうのおしごと!』でボロ泣きさせられ、「自分でも指してみたい!」と強く思ったのが2018年初頭のこと。そのような経緯もあり、両者が関係しているこの連載を読めることが嬉しくて仕方なかったのです。

「16歳の主人公が『竜王』の座を獲得する」という発売当時は荒唐無稽とも思われた物語に対して、「今となっては別におかしくないんじゃない?」と周囲に言わしめるほどに現実離れした、藤井さんの戦績。ゆえに本記事は、作家である白鳥さんにしか書けないものなのではないかと感じました。

『なぜ藤井聡太はフィクションを超えたのか?』と題して送る、ボリュームたっぷりのインタビュー。「物語を紡ぐ作家が、その空想を超えるほどに圧倒的な現実の棋士に話を聞く」という、これ自体がまるでフィクションであるかのようなアツい記事となっています。

上田慎一郎さん

2018年と言えば、口コミを経由して爆発的に人気になったあの映画も外せません。それが、新語・流行語大賞とネット流行語大賞のどちらにもノミネートされた『カメラを止めるな!』です。

6月下旬、都内の2つの映画館で封切りとなった本作は、観客の口コミによって急速に上映館を拡大。7月末には100館、8月下旬には200館と広がり、10月には300館以上の映画館で上映されるまでになりました。僕も8月1日に観に行ったのですが、平日であるにもかかわらず、朝から映画館の前に並んでチケットを買う必要があるほどの人気に驚いたことを覚えています。

リンク:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57000

そんな映画『カメラを止めるな!』を中心になって制作したのが、上田慎一郎監督。こちらの記事でインタビューを担当したのは、音楽やサブカルチャーを中心に執筆活動をしている柴那典さんです。

作品の概要とあらすじ、SNSの口コミを介した“感染”の過程を順に示しつつ、撮影の裏話や監督自身のパーソナルな部分にも切り込んでいくという、明快ながら情報も盛りだくさんの内容。「伏線回収」の話などは、映画を観たことがない人でも興味深く読めるのではないでしょうか。

2018年の夏から秋にかけて全国を席巻した「カメ止め現象」を改めて振り返るという意味では、これ以上ないほどに最適なインタビュー。もう何度も繰り返し観ている感染者も、年始の休暇中にDVDで観るという人も、ぜひ読んでほしい記事です。

輝夜月さん

2017年末頃から注目を集めるようになり、この1年間で大流行したバーチャルYouTuber。ネットの外に出るとまだまだ一般層には認知されていない存在ではありますが、国内のネットコンテンツとしてはすでに無視できない規模になっています。

先日の記事ではその元祖であるキズナアイさんの存在を中心に、十人十色の個性を持つVTuberをご紹介しました。そしてその中でも“四天王”の1人に数えられ、キズナアイさんに次ぐチャンネル登録者数を誇るのが、2017年12月にデビューした輝夜月さんです。

リンク:https://kai-you.net/article/49831

そんな輝夜月さんにいち早くインタビューしたのが、2018年1月に公開されたこちらの記事。輝夜月さん本人と、彼女の活動を支えるAOちゃん1号さんの2人に話を聞いた、活動初期の貴重な記録となっています。……まあ実際はAOちゃん1号さんがほぼほぼ話しているわけですが。

インタビュー当時はまだ10本ほどしか動画を投稿していなかったはずですが、「アーティスト」や「タレント」といった単語も登場するなど、その後の活動を示唆しているようにも読めますね。彼女はこの後、SHOWROOMでの配信にVRライブの開催、地上波での冠番組の獲得など、マルチに活動していくことになります。

この1年間でVTuberの数は数十倍にもなり、自分が見ているYouTubeの景色が様変わりした──という人も多いのではないでしょうか。その初期の頃の雰囲気を垣間見える記事として、また当時から何も変わっていない輝夜月さんのインタビュー動画も含めて、チェックしておきたいページです。

せやろがいおじさん

もう1人、2018年に注目を浴びたバーチャルではない動画投稿者として、せやろがいおじさんがいます。沖縄の海を背景にいろいろなアングルとポーズで社会問題に物申す動画を、Twitterで見たことがある人も多いのではないでしょうか。

独特のキャラクターで違法アップロード動画やブラックボランティアといった問題に切り込み叫ぶ様子は、見ていて笑えるだけでなくどこか爽快。Twitterで動画を公開すれば、毎回のように軽く10,000リツイートを突破するほどの人気ぶりです。

リンク:https://www.huffingtonpost.jp/2018/11/22/seyarogai-ojisan_a_23595666/

そんなせやろがいおじさんの背景と活動に迫ったのが、こちらの記事。彼は特別にYouTuberを名乗っているわけではなく沖縄を拠点としたお笑い芸人であり、活動の一環として動画を投稿しているのだそうです。

芸人としてどのような活動をしているのか、なぜ「せやろがいおじさん」にたどり着いたのか、物申す際のスタンスはどうやって決めているのか──。インパクトのある動画を投稿していながらその背景には一本筋の通った哲学があることが、このインタビューからは伝わってきます。

中でも象徴的なのが、記事タイトルにもある「誰も傷つけない笑い」を追求するスタンス。双方の了解があるとはいえ、当たり前に人の容姿をバカにするような芸人の笑いは避け、ダメ出しではなく「ポジ出し」をしていく。個人的にもお笑い的な文脈はあまり得意ではなかったため、この話には強く共感しました。

前澤友作さん

ここまでカルチャー系の話題が続いてきたので、1人くらいはビジネス色の強い人を──と考えて真っ先に思い浮かんだのが、前澤友作さんでした。

2004年に開設されたファッションショッピングサイト・ZOZOTOWNを運営する株式会社ZOZOの創業者にして、代表取締役社長である前澤さん。2018年は、前年末に発表した「ZOZOSUIT」が注目を集めたほか、週刊誌の報道で剛力彩芽さんと交際をしていることが話題になりました。

そのほかにも、アメリカの宇宙企業が計画している世界初の「月旅行」への乗客として契約したことがニュースになったり、『ガイアの夜明け』に出演したりと、マスメディアに登場する機会が多かったという印象もありますね。

リンク:https://r25.jp/article/545051307150263563

そんな前澤さんに「お金」のことを聞いたのが、こちらの記事。有識者が持つ「お金の価値観」に切り込んでいく連載の第6回に登場しました。

一切のお金を貯めないという考え方に始まり、若手社員へ向けたお金の使い方のアドバイスや、お金を使うことで得られるもの、そして評価経済やベーシックインカムなど、さまざまな切り口から前澤さんの価値観を窺い知ることができます。

「限界までお金を使うことが明日の自分への投資になる」という言葉が象徴的に感じられる、このインタビュー。ZOZOの経営哲学や展望を知ることはできませんが、「前澤友作」という一個人の考えが垣間見える、距離感の近い記事であると感じました。

同連載には堀江貴文さんや家入一真さんも登場していますので、興味のある方はぜひ覗いてみてください。

まとめ

以上、2018年に読んで個人的に気になった、5つのインタビュー記事を紹介させていただきました。

著名人へのインタビューは新聞や雑誌でももちろん読むことができ、そちらのほうがきれいにまとまっている印象があります。ですが一方で、制約や制限のないウェブメディアの記事のほうが、インタビューを受ける人との距離が近く感じられやすいような気もするんですよね。

ただ、情報が多く流れの早いウェブでは、目に入った記事も一度読んだらそれで終わり──ということも珍しくないようにも感じます。ですので、節目のタイミングなどでこうして気になった記事を読み返してみるのも悪くないのではないでしょうか。

もし興味のある人・分野の記事がありましたら、ぜひ休日にも読んでみてください。

けいろー

フリーライター。ネットカルチ ャーを愛するゆとり世代。趣味で始めたブログ『ぐるりみち。』を経由して仕事をもらえるようになり、ノリと勢いで独立。本・グルメ・街歩き・旅行・ネット・アニメなどに関心あり。執筆実績として『HATSUNE MIKU EXPO 2016 Japan Tour』公式パンフレットなど。バーチャルな存在になりたい。

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