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光コラボレーション別解約方法まとめ!違約金なしにする方法、費用、注意点

フレッツ光の回線を利用して、各社が独自のサービスを提供している光コラボレーション。

光コラボの解約の手順としては、光コラボ会社に解約の申し込みをした後、プロバイダへの解約の申し込みをし、レンタル機器を返却するといった流れとなります。

今回は、光コラボレーションの解約方法・解約に必要な費用・解約の際の注意点をご紹介します!

※2022年5月時点の情報です

この記事でわかること

光コラボレーションを解約する際の一般的な流れ

光コラボレーションを解約したいと思った時、どのような手順を踏めばいいか知りたいですね。

光コラボレーションの細かい解約手順は会社によりますが、大まかな流れは同じです。

【光コラボレーション解約手順】

  1. 乗り換え先の光回線に新規申し込みを行う
  2. 光コラボレーションに電話・ネット・店頭から解約を申し込む
  3. 契約中のプロバイダに解約を申し込む
  4. 解約に必要な費用を清算する
  5. 光コラボレーションからレンタルしていた機器を返却する

以上、5つの手順で光コラボレーションの契約を解約できますよ。

それでは、手順ごとにくわしくみてみましょう。

1:乗り換え先の光回線に新規申し込みを行う

解約の手続きの前に、まず解約後に乗り換えたい光回線への新規契約を申し込みましょう。

もし、新たな光回線の申し込みを後回しにして光コラボレーションを解約してしまうと、解約後に新しい回線が導入されるまで最低でも1~2週間ほど、インターネットが使えない状態が発生します。

乗り換え先に新規契約を申し込んだら、新たな回線の開通工事日などを聞いておきましょう。

開通工事日に合わせて、現在の光コラボレーションの解約日を設定することで、インターネットが使えない期間が生じることを防げますよ。

2:光コラボレーションに電話・ネット・店頭から解約を申し込む

光コラボレーションの解約をする際は、まず、電話で契約中の光コラボレーション業者に解約を申し入れます。

ドコモなどの実店舗がある業者の場合は、店頭で解約を申し込むことも可能です。

3:契約中のプロバイダに解約を申し込む

光コラボレーション事業者に解約を申し込んだら、光コラボレーションで契約していたプロバイダにも忘れずに解約の申し込みをしましょう。

プロバイダの大半では、自動的に解約にはなりません。

解約を忘れてしまうと、プロバイダ料金を重複して払い続けてしまうこともあります。

ただし、乗り換え先でも同じプロバイダを利用できる場合は、プロバイダの解約が不要になるので、光回線を乗り換える旨を報告しておきましょう。

また、光回線とプロバイダが一体型になっている光コラボレーションは、光回線の解約を申し込むだけで、プロバイダの解約を申し込む必要はありません。

4:解約に必要な費用を清算する

光コラボレーションを解約する前に、解約月の月額料金はどのように請求されるのか、日割りなのか1か月分全額支払うのかを確認しておきましょう。

また、初期工事費の残債や解約金・違約金などが発生するのかについても併せて確認します。

ほとんどの光コラボレーション業者では、最後の月額料金の口座振替時に、工事費用残債と解約金等を合算して引き落とします。

5:光コラボレーションからレンタルしていた機器を返却する

光コラボレーションの解約申請後、数日~2週間ほどすると、レンタル機器を返送するためのキットが送付されます。返送期限が決まっていますので、かならず期日内にレンタルしている機器を返送するようにしましょう。

ACアダプターやケーブル類もレンタル機器に含まれることがありますので、返送する前にレンタルしているものをすべて返却キット入れたか確認してください。

解約後に利用する回線業者への乗り換え手続きを行います。

【光コラボレーション別】解約方法・解約窓口(電話番号)・解約費用まとめ

それでは、人気の光コラボレーション事業者別に、くわしい解約方法や解約金について調べていきましょう。

【ソフトバンク光】解約方法・解約費用

ソフトバンク光の解約手順は次のとおりです。

  1. 乗り換え先の光回線に新規契約を申し込む
  2. ソフトバンク光に電話で解約を申し出る
  3. ソフトバンク光のレンタル機器を返却する

ソフトバンク光は電話で解約手続きを受け付けています。

<SoftBank 光 サポートセンター>
186-0800-111-2009(通話料無料)
受付時間:10時~19時

ソフトバンク光のプロバイダは一体型のYahoo! BBなので、プロバイダに別で解約を申し出る必要はありません。

ソフトバンク光を解約する際には、契約期間や解約のタイミングによって解約金が請求される場合があります。

<ソフトバンク光の解約違約金>
自動更新ありプラン(5年)
16,500円
自動更新ありプラン(2年)
10,450円

ソフトバンク光解約時に気を付けたいポイントは、こちらの記事でくわしく紹介しています。

【ドコモ光】解約方法・解約費用

ドコモ光の解約手順は次のとおりです。

  1. 乗り換え先の光回線に新規契約を申し込む
  2. ドコモ光に解約を申し出る
  3. ドコモ光のレンタル機器を返却する

ドコモ光の解約はお近くのドコモショップでの手続きのほか、電話でも受け付けています。

ドコモの携帯電話から:(局番なし)tel:151(通話料無料)
一般電話などから:0120-800-000
受付時間:9時〜20時

ドコモ光はプロバイダを選べますが、プロバイダがセットになっているプランをご契約の場合は、ドコモ光への解約の申し出だけで解約は完了します。

もし、プロバイダを別で契約している場合はプロバイダ会社にも解約の申し出をしておきましょう。

ドコモ光は解約の際に解約違約金が発生する場合があります。

<ドコモ光の解約違約金>
戸建て住宅の場合
14,300円
マンションの場合
8,800円

ドコモ光の解約違約金については、こちらの記事でわかりやすく解説していますので、ご覧ください。

【So-net光】解約方法・解約費用

So-net光の解約手順は次のとおりです。

  1. 乗り換え先の光回線に新規契約を申し込む
  2. So-net光に退会手続きを申し出る
  3. So-net光のレンタル機器を返却する

So-net光をやめる場合は解約でなく、退会という手続きを行います。

So-net光の退会手続きは、So-netの会員ページから受け付けています。

もし、退会手続きについて不明な点や、手順がわからない場合は、事前に電話で問い合わせておきましょう。

<So-netインフォメーションデスク>
0120-80-7761
受付時間:9時~21時

So-net光を契約更新月以外で解約した場合に発生する解約違約金は、戸建て・マンションタイプ共に一律です。

<so-net光の解約違約金>
更新月以外
8,250円

So-net光の解約に伴う違約金については、こちらの記事も併せてチェックしてくださいね。

【OCN光】解約方法・解約費用

OCN光の解約手順は次のとおりです。

  1. 乗り換え先の光回線に新規契約を申し込む
  2. OCN光に解約を申し出る
  3. ドコモ光のレンタル機器を返却する

OCN光の解約はインターネット上の会員ページや、お電話でも手続きができます。

<OCNフリーダイヤル>
0120-506-506
受付時間:10時~19時

OCN光も解約の際には、解約違約金が発生することがあります。

<OCN光の解約違約金>
戸建て住宅の場合
12,100円
マンションの場合
12,100円

OCN光の解約についてくわしく知りたい方は、こちらの記事も併せてチェックしましょう。

【U-NEXT光】解約方法・解約費用

U-NEXT光の解約手順はこちらです。

  1. 乗り換え先の光回線に新規契約を申し込む
  2. U-NEXT光に解約を申し出る
  3. U-NEXT光の回線撤去工事とレンタル機器を返却

U-NEXT光の解約手続きは、電話で受け付けています。

<U-NEXT光カスタマーセンター>
0120-010-987
受付時間:11時~19時

U-NEXT光のプロバイダ・U-Pa!も、U-NEXT光の解約と同時に強制解約です。

プロバイダのみの解約や、光回線を解約してプロバイダだけを残すことはできないので、注意しましょう。

U-NEXT光に解約を申し出ると、回線の撤去工事日の打ち合わせがあります。

撤去工事は立ち会いが必要な派遣工事ですが、原則的に撤去工事費用は無料ですよ。

U-NEXT光で発生する可能性のある解約金の金額はこちらです。

U-Next光の解約違約金
11,000円

U-NEXT光の解約について、こちらの記事でまとめていますので、併せてご覧ください。

光コラボレーション解約時に請求される費用

光コラボレーションを解約した際には、以下の3つの料金が請求される可能性があります。

  • 光回線の解約違約金
  • 契約プランやプロバイダの違約金
  • 初期工事料金の残債

解約時の料金はどのような場合に請求されるのか、ひとつひとつ調べてみましょう。

光コラボレーション解約のタイミングで解約違約金が発生

光コラボレーション事業者に限らず、光回線の契約にはほとんどの場合、契約期間が定められています。

契約期間は2年~5年のところが大半で、契約満了後に1~2か月間設定された契約更新月以外に解約すると、解約違約金が発生します。

解約違約金を支払わずに解約するには、ご自分の契約更新月を知っておくことが必要です。

契約プラン・プロバイダの解約違約金が発生する場合もある

光回線自体の解約金のほかにも、回線事業者によっては契約プランや割引きキャンペーンによっても、それぞれに違約金を定めている場合があります。

もし、利用料金からの割引などの特典を受けている場合は、解約によって契約解除料などが発生しないか、事前に確かめておきましょう。

また、光回線とは別でプロバイダから解約違約金が請求されることもあります。

初期工事費の残債が残っている場合は月末に一括請求される

光回線の契約を結んだ時に、おうちにインターネット回線を引き込む開通工事を行いましたね。

光コラボレーションの初期工事費用は、分割払いにすることで月々の料金から工事費相当額を割引く工事費実質無料キャンペーンを実施していることもあります。

しかし、初期工事費の分割払い期間内に解約した場合は、無料キャンペーンの適用が無くなり、工事費の残債を解約時に一括請求されますよ。

毎月の請求時にはキャンペーンの適用で0円になっている工事費ですが、実際にはいくら残っているのか、解約を考える際にはまず確認しておきましょう。

光コラボレーション解約時の注意点5つ

光コラボレーションの解約をする際には、解約違約金以外にも忘れてはいけないチェックポイントが5つあります。

  1. レンタル機器の返却を忘れないようにしよう
  2. プロバイダやオプションの解約を忘れないようにしよう
  3. ひかり電話の引き継ぎを忘れないようにしよう
  4. フレッツ光への転用はできない
  5. 光コラボレーション同士の転用はできない

解約してしまってから後悔することのないよう、しっかり確認しておきましょう。

光コラボレーションレンタル機器の返却を忘れないよう注意!

光コラボレーションの契約中、NTTや光コラボレーション事業者からONU(光回線終端装置)やホームゲートウェイ(ひかり電話ルーター)などの宅内機器をレンタルしていた場合は、解約の申し出をしてからすみやかに返却しましょう。

光コラボレーションに解約したい旨を伝えると、レンタル機器の返却を行うための専用キットがご自宅に届きます。

部品なども含め、返却キットにレンタル機械を全て入れ、指定の住所へ送り返しましょう。

もし、返却しなかったり、返却期限を過ぎたりすると、違約金が請求される可能性もありますよ。

プロバイダ解約・プロバイダオプション解約を忘れないように注意

光コラボレーションはプロバイダ一体型になっていますが、別でプロバイダを契約していた場合は、プロバイダの解約を忘れないようにしましょう。

プロバイダの解約を忘れると、気がつかない間に新たなプロバイダ分と重複して料金が引き落とされてしまう場合もありますよ。

また、プロバイダで契約していたオプションサービスも、忘れずに解約したい旨を伝えましょう。

プロバイダの解約でメールアドレスが消える!必要なオプションだけ残しておこう

プロバイダを解約すると、これまで使っていたプロバイダメールのアドレスも消滅し、使えなくなってしまいます。

各プロバイダ会社では、リーズナブルな料金でメールサービスだけが利用できるオプションを用意しているので、お仕事などでプロバイダメールを頻繁に使うという方は、解約でなくオプション変更をしましょう。

光コラボレーションの解約をするとひかり電話が使えなくなるため注意

光コラボレーションのオプションサービスで人気があるのが、ひかり電話です。

光コラボレーションを解約した時点で、ひかり電話も利用できなくなりますよ。

しかし、光コラボレーションの解約前にアナログ戻しの手続きを済ませておけば、解約後も同じ固定電話番号を利用できます。

【アナログ戻しの手順】

  1. NTT局番なしに電話をし、アナログ戻しを申し込む
  2. アナログ戻しの工事を行う日を決める
  3. アナログ戻しの手続きが完了したら、光コラボレーションを解約する

ひかり電話の電話番号をアナログ戻しで引き継ぐ方法や、引き継ぐための条件などを、次の記事で解説しています。

光コラボレーションからNTTフレッツ光に再転用はできない

光コラボレーションを契約中の方には、フレッツ光から転用したという方もいらっしゃいます。

「転用」はフレッツ光を契約していた方が、解約金や工事費無料など、優遇を受けて光コラボレーションに乗り換えられる制度です。

しかし、転用が使えるのはフレッツ光から光コラボレーションへ乗り換える際の一回のみ。

光コラボレーションからフレッツ光へ戻る際には転用にならず、新規契約になると知っておきましょう。

光コラボレーション同士の転用はできない

光コラボレーションは同じフレッツ回線を利用しているとはいえ、光コラボレーション同士で乗り換える際には転用にならず、一度解約して新規契約が必要ですので、間違えないでくださいね。

解約違約金なしで光コラボレーションを解約するふたつの方法

光コラボレーション事業者によっては高額に設定されている解約違約金ですが、0円で解約できる方法があると知っていますか?

解約違約金なしで光コラボレーションを解約する方法を2つ、紹介しましょう。

1:光コラボレーションの契約更新月に解約する

光コラボレーションの契約期間が満了する契約更新月に解約した場合は、解約違約金が発生しません。

ご自分の契約内容を確認するには、光コラボレーションの会員ページにアクセスするか、サポートセンターに電話することで問い合わせられます。

もし、契約更新月が目前なら、しばらく待って解約金が発生しない期間に乗り換えましょう。

2:「他社解約違約金負担キャンペーン」を利用して乗り換える

光回線の中には、乗り換え時に他社で発生した解約違約金を代わりに負担してくれるキャンペーンを実施しているところもありますよ。

【他社解約違約金負担キャンペーンを実施している光回線の一例】

  • ソフトバンク光
  • auひかり
  • eo光
  • コミュファ光

他社解約金を負担してくれる光回線に乗り換えれば、契約更新月が遠い場合でも、タイミングを考えずに解約ができますね。

特にソフトバンク光は乗り換えのユーザーにやさしく、最大100,000円まで違約金を負担してくれますよ。

【番外】光コラボレーションを悪質な勧誘で申し込んだら無料で解約・キャンセル可能

近ごろ稀に耳にするのが、光コラボレーション事業者を騙った悪質な訪問販売や電話での詐欺まがいの勧誘です。

もし、乗り換えるつもりがないのに悪質な業者から個人情報を聞き出され、他社回線で新規契約を結んでしまった場合や、身に覚えがないのに契約書類が自宅に郵送されてきた時は、早急に対処することで解約金なしで契約をキャンセルできます。

光回線の契約成立日、もしくは契約書類が届いた日から8日以内に光コラボレーション事業者へ通知し、初期契約解除制度を利用して解約しましょう。

光コラボレーションにまつわる悪質な勧誘については、こちらの記事で注意を呼び掛けていますので、チェックしてくださいね。

まとめ

光コラボレーションは、5つのステップで解約できます。

  1. 乗り換え先の光回線に新規申し込みを行う
  2. 光コラボレーションに電話・ネット・店頭から解約を申し込む
  3. 契約中のプロバイダに解約を申し込む
  4. 解約に必要な費用を清算する
  5. 光コラボレーションからレンタルしていた機器を返却する

光コラボレーションを解約する際には、光回線の解約金や、契約プランの契約解除料が発生する場合があります。

また、以下のポイントにも気を付けましょう。

  1. レンタル機器の返却を忘れないようにしよう
  2. プロバイダやオプションの解約を忘れないようにしよう
  3. ひかり電話の引き継ぎを忘れないようにしよう
  4. フレッツ光への転用はできない
  5. 光コラボレーション同士の転用はできない

他社解約違約金を負担してくれる光回線もありますので、解約する際にはお得に乗り換えてくださいね。