
関西地方で契約できる光回線サービスのeo光と、フレッツ光の提供エリア内で契約できるドコモ光。どちらの固定回線を契約しようか、迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回はeo光とドコモ光のサービス内容や料金プランを比較します。光回線契約を検討している人は、参考にしてくださいね!
eo光は、auスマートバリューでauスマホの料金が安くなります。
ですが契約できるエリアが限られています。契約できるエリアは下記の2府5県です。
- 大阪府
- 京都府
- 奈良県
- 兵庫県
- 滋賀県
- 福井県
- 和歌山県
2府5県にお住まいのauユーザーの方にはeo光がおすすめです。契約をするなら、ライフイノベーションがおすすめです。戸建てで最大10,000円のキャッシュバック、マンションでも最大5,000円のキャッシュバックがもらえます。
ドコモユーザーにはドコモ光がおすすめです。
ドコモを長く利用しているほど、料金の割引きがあります。
契約は最大20,000円のキャッシュバックがもらえる、GMOとくとくBB経由がおすすめです。
※2022年5月時点の情報です
eo光とは
eo光とは、関西電力グループ会社ケイ・オプティコムが手がける光回線サービスです。
インターネットサービスであるeo光ネットや電話サービスのeo光電話、CS放送を見られるeo光テレビなど、さまざまなサービスを展開しています。
先に簡単に触れておきますと、eo光を契約できるのは関西地方の2府5県に限られます。そのため対象エリア内に住んでいる人が契約を検討することとなるでしょう。
eo光の契約に関する特徴としてあげられるのは、キャンペーンの適用で1年目の月額料金を割安にできることです。契約直後の月額料金を下げたいと考えている方は、eo光を検討してみてはどうでしょうか。
ドコモ光とは
ドコモ光はフレッツ光とプロバイダがセットになったサービスです。インターネット回線はフレッツ光で、プロバイダはいくつかある候補(例えばOCNやBIGLOBE、@niftyなど)の中から自由に選べます。
ただし選ぶプロバイダによって、月額料金が変動することに注意が必要ですね。
フレッツ光の回線を使った光回線サービスはたくさんありますが、光コラボレーションという形態で契約する場合は、割引などが適用できる代わりに、セットになっているプロバイダから変更できません。
しかしドコモ光ではセットで契約できるプロバイダが自由で、後から変更できるため、自由度が高いことが人気の理由の一つです。
またドコモ光は、名前のとおりドコモとの連携に優れています。ドコモユーザーならスマホとのセット割を適用できるので、スマホ代と合わせて月々の支払いをお得にできますよ。
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eo光とドコモ光を比較!
続いて、eo光とドコモ光の各種サービス内容を比較します。
共通している部分もあればまったく内容が異なっている部分もあるので、じっくりと内容を比較しながら契約先を検討してみましょう。
利用料金比較
月額利用料金の比較にあたってまず覚えておきたいのは、eo光もドコモ光もキャンペーンで開通工事費は無料です。
eo光とドコモ光は、月額基本料金が異なります。
eo光はキャンペーン適用で、1年目の月額料金が安価です。ドコモ光ではそのような割引キャンペーンは控えめです。
またドコモ光では、セットで契約するプロバイダ料金によって月額料金が変わります。プロバイダはそれぞれ「タイプA」か「タイプB」の料金体系に振り分けられています。
戸建て住宅と集合住宅におけるそれぞれの月額料金を表にまとめたので、参考にしてくださいね!
<戸建て住宅の場合>
タイプB:5,940円 単独タイプ(プロバイダ個別契約):5,500円 |
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<集合住宅の場合>
タイプB:4,620円 単独タイプ:4,180円 |
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以上のとおり、スマホとのセット割など、ほかの割引を考慮しなければ月額料金ではeo光の方が安価です。
カバー率
- 大阪府
- 京都府
- 奈良県
- 兵庫県
- 滋賀県
- 福井県
- 和歌山県
eoひかりは、以上の2府5県で契約できます。
ドコモ光は、日本全国で展開されているフレッツ光の光回線を使ったサービスであるため東日本・西日本ともに幅広いエリアで契約できます。
ちなみに、契約内容によっては、フレッツ光とプロバイダをセットで契約するより、ドコモ光で同じ組み合わせで契約した方が、料金が安上がりになることもあります。
eo光は関西限定なので、契約したくてもできないエリアが多数。カバー率では、ドコモ光の圧勝ですね。
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回線速度
回線速度は、どちらも最大速度は1Gbpsと共通しています。ただし注意しなければいけないのは、マンションタイプの場合建物の設備によっては1Gbpsで契約できないこともある点です。
ドコモ光でもeo光でも建物の設備によりVDSL方式で契約することになった場合、最大通信速度は100Mbpsにまで限られます。
プロバイダ
ドコモ光では、たくさんの選択肢の中からプロバイダを選んで契約・変更できます。ドコモnetやぷらら、OCN、So-netなど、選択肢はさまざまです。
ドコモ光では光回線のみを契約して別途自分が好きなプロバイダで使うこともできるので、自由度の高さではドコモ光に軍配があがるでしょう。
eo光も光回線とプロバイダがセットになっているサービスですが、ドコモ光のように自分の希望に応じて自由にプロバイダを選択・変更できるわけではありません。
万が一プロバイダに不満があっても、ドコモ光はプロバイダだけを変更できますよ。
契約時に適用できるキャンペーン
eo光では、以下のキャンペーンが展開されています。
- 新規契約時に最大1万円分の商品券
- 他社からの乗り換え契約時に最大3万円の商品券還元
- 契約1年目の月額料金が割引になる、eo暮らしスタート割
- auでスマホ・ケータイ代が端末1台ごとに2年間毎月最大2,000円引きになるauスマートバリュー
まず注意したいのは、現在スマートフォンなどの携帯電話を契約しているスマホ会社です。
auを契約していて、今後他社の携帯電話に機種変更する予定もないなら、eo光は契約しているauの端末台数分、携帯料金が割引されるauスマートバリューが適用されるため通信費を削減できますよ。
続いて、ドコモ光の場合は、以下のキャンペーンが展開されています。
- 最大20,000円キャッシュバック(申込窓口限定サービス)
- 新規契約時にdポイント最大10,000ポイント進呈
- ドコモ光セット割で月額最大3,500円割引
- ずっとドコモ割で毎月最大2,500円割引
- 新規工事料無料
スマートフォンなどの携帯電話をドコモで契約しているなら、ドコモ光を選ばない手はありません。セット割で、最大3,500円も月額料金を割引にできます。
なお、ドコモ光のドコモ光セット割は、契約している台数分でなく1つのプランに割引が適用される形ですが、家族で契約するシェアパックに割引を適用できるのでご安心ください。
キャッシュバック等はeo光だと商品券での還元、ドコモ光なら現金+dポイントでの還元を受けられます。
そしてドコモ光は、ドコモを長期契約している人向けの「ずっとドコモ割」とドコモ光とスマホのセット契約における「ドコモ光セット割」で月額料金を大幅に下げられます。とくに長年ドコモを使っている・使う予定の人は、ドコモ光のキャンペーンの方がメリットが大きいでしょう。
また、最大20,000円のキャッシュバックキャンペーンは、公式サイトからの申し込みではなく、GMOとくとくBB公式特典サイトから申し込んだ場合限定のサービスです。
以下のサイトでは、お得なキャッシュバックキャンペーンだけではなく、ドコモ光についても詳しく解説されています。併せて参考にしてくださいね!
結論:光回線だけで選ぶならドコモ光がお得
月額料金ではどちらかというとeo光の方が安上がりですが、契約できるエリアや速度、各種サービスやキャンペーンも踏まえて考えるとお得なのはドコモ光でしょう。
ただし、eo光なら月額料金が安いことに加えて、eoガスやeo電気事業との提携で割引キャンペーンを適用することも可能です。
人によってはeo光の方が便利に感じられることもあるでしょう。とくに対象エリアに住んでいる人は、じっくり両社を比較する必要がありますね。
まとめ
eo光とドコモ光は月額料金やサービス内容など多くの部分が異なっています。
eo光は関西地方の2府5県でしか契約できない関係上、まずこのエリア内に住んでいることが契約の条件ですね。
関西地方に住んでいて、auユーザーならeo光をまず検討してみてはどうでしょうか。
eo光の対象エリア外に住んでいる人、あるいはドコモユーザーや、プロバイダを後から変更する可能性があるならドコモ光が圧倒的にオススメです。