
どんなときもWiFiは、日本国内でau・ドコモ・SoftBankのトリプルキャリアを自動で電波を切替し、どこでもサクサクつながるモバイルWiFiルーターです。
さらにグローバルSIMを搭載しており、海外の世界107か国でも使え、1台で国内外でWiFiを快適に利用できるのが魅力です。
>>どんなときもWiFiの対応エリアについて確認する(公式サイトへ)
ただ気になるのが、国内ではトリプルキャリアの自動切換で通信サクサク動くのはイメージがわきますが、海外でも実際に安定した速度はが得られるのかということ。
そこで実際にどんなときもWiFiが海外で快適な通信速度がでるのか日本人が海外旅行に行く人気4ヶ国の空港や観光地で通信速度を計測してきました。
結論、どんなときもWiFiは海外用Wi-Fiのなかでもトップレベルの繋がりやすさです。
通信速度が遅いことで起こるストレスを感じることなく、海外で使えるレンタルWiFiと変わらない速度またはそれ以上に快適に利用できるスポットがあります。
今回は、海外で使えるWiFiルーターをお選びの向けに、どんなときもWiFiの海外での通信速度の実測値と、他社のレンタルWiFiと速度比較を行ったレビューを紹介します。
国内外でWi-Fiルーターをご検討されている方は参考にしてみてください。
【関連】本当に無制限!?どんなときもWiFiは契約すべきか他社モバイルルーターと比較してみた
この記事でわかること
どんなときもWiFiで海外旅行の人気エリアで通信速度計測
海外旅行でも日本人海外旅行者数が毎月数万人以上の訪れる「オーストラリア(シドニー)・マレーシア(クアラルンプール)・台湾(台北)・アメリカ(ハワイ)」の4か国で通信速度測定を実施しました。
また場所によってはどんなときもWiFiと海外用レンタルWiFiの「グローバルWiFi」を同じ場所で計測し、比較データとして計測しました。後ほどご紹介していきますね。
それでは日本人海外旅行者数が多い順番で、各国の通信速度の測定結果を見ていきましょう。
(2019年04月) |
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(2019年04月) |
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日本人海外旅行者数 参照元:アウトバウンド 日本人海外旅行動向(https://www.tourism.jp/tourism-database/stats/outbound/)
通信速度の計測は「スピードテストネット」のサービスを利用しました。
台湾(台北)
※クリックで拡大表示できます
台湾の中でも最大都市の台北周辺でどんなときもWiFiの通信速度の計測しました。
◆台湾で速度テストを実施したエリア ※クリックで飛べます
台北松山空港
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
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高画質動画もサクサク見られる通信速度の目安、下り10Mbpsをしっかりとクリアしていますね。
どんなときもWiFi、グローバルWiFiともにほぼ同じダウンロード速度です。
アップロードはどんなときもWiFiが少々通信速度が上回っていますが、このレベルでの2Mbpsの違いなら使用感は変わりません。
このあとビルの奥の方でネットのアクセスを試みましたが、問題なくインターネットに繋がりました。
どんなときもWiFiの海外でのデータ容量は1日1GBですが、観光地スポットの検索や目的地までのマップを調べる機会が多いため、海外ではある程度のデータ量が必要です。
国立故宮博物院
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
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どんなときもWiFi、グローバルWiFiともに台北松山空港での計測時よりも上り・下りともに通信速度がアップ。
美しい故宮博物院をバックに、インスタ映えする写真のアップロードも問題なく行えるレベルです。
このエリアは小高い山に囲まれているので電波が悪いかと思いきや、その影響は皆無でしょう。
台北101
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
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どんなときもWiFiのダウンロード速度は、地上での計測結果を上回る数値が出ました。
一方、グローバルWiFiはアップロード速度が大台の10Mbpsにはわずかに届かない結果でした。
しかし、通常のネット利用にはまったく問題ない数値です。
ちなみに、台北101では屋内展望台でフリーWi-Fiが飛んでいますので、フリー接続して通信速度の計測をしました。
台北101(屋内展望台)
画像:フリーWiFi-計測結果
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フリーWi-Fi利用時は、下り・上りともにモバイルWiFiルーターを下回る結果になりました。
やはりフリーなので回線を多くの方が共有で利用するためで、ネット回線が込み合うことから通信速度が遅くなる場合があります。
速度の安定性を求めるなら、やはりモバイルWiFiルーターですね。
猫空ロープウェイ
片道20分ほどかかるゴンドラの道中で、どんなときもWiFiの速度計測をしました。
ゴンドラの道中
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
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計測するタイミングによって通信速度は大きく変わりますが、もっとも低い値が出た時の結果が上記のデータです。
それでもどんなときもWiFiは下り・上りともまずまずの数値に。SNSでの投稿や動画の再生を試みても通信速度が遅くストレスと感じるなどのことはなかったです。
一方のグローバルWiFiは下りは大台の10Mbpsを突破したものの、アップロードの通信速度が低くなってしまう結果でした。
この場所では重い通信をすると、通信タイミングによっては繋がりにくくなることもあるかもしれません。
ゴンドラの終着駅
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
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どんなときもWiFiは地上と同等の通信速度に回復したのに対し、グローバルWiFiがさらに通信速度が落ちてしまいました。
グローバルWiFiの上り0.9Mbpsの結果で、場合によっては画像や動画のアップロードにも少々時間がかかる可能性があります。
何度計測しなおしても、ルーターの再起動をしても速度の回復はしませんでしたので、猫空はグローバルWiFiでは少々繋がりにくい地点だったようです。
ただし、グローバルWiFiが繋がらなかったのはルーターに原因がある可能性も考えられます。
他のルーターをレンタルした場合はきちんとつながることも十分ありえますので、この結果はあくまで参考程度としておきましょう。
中山地下街・台北MRT
中山地下街
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
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どんなときもWiFiのダウンロード速度は下りが初の40Mbp越えました。
グローバルWiFiと比較すると約2倍の速度が出ており、先ほどの猫空に続き、厳しい環境ではどんなときもWiFiが良い結果がでました。
地下鉄(MRT)車内
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
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以前はレンタルWi-Fiでも繋がらないことが多かったMRTの地下区間ですが、現在ではどのルーターでも十分な通信速度が出るようになりました。
地下やトンネルに入っても快適にネット通信ができますので、次の目的地に到着するまでの経路など調べものも可能ですね。
九份
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
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山地・悪天候という厳しい条件ですが、ダウンロード速度は、大台10Mbpsを突破し、問題がないことがわかります。
ただし、両端末ともアップロードは5Mbps前後と可もなく不可もなくといった数値でした。
ためしにSNSに画像を投稿し、違和感なくスムーズに投稿完了。
5Mbpsは決して高速な実測値ではありませんが、ふつうにスマホを使ってネット通信する分にはストレスフリーで使える環境です。
士林夜市
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
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どんなときもWiFiがグローバルWiFiの通信速度を上回る結果となりました。
人の少ない場所に行ってもほぼ同じ速度でしたので、人混みは速度に影響していないことが調査できました。
ハワイ(アメリカ)
※クリックで拡大表示できます
日本人にとってもっともメジャーな旅行先であるハワイで、人気スポットのホノルル周辺エリアで、どんなときもWiFiの速度計測をしました。
◆ハワイで速度テストを実施したエリア ※クリックで飛べます
※今回、アプリの時刻が日本時間に同期していたため、スクリーンショットの計測日時が実際の現地時刻と比べ5時間遅い時刻となっています。予めご了承ください。
ホノルル国際空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
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モバイルルーターの通信速度は、下り10Mbpsが大台といえます。10Mbpsが出れば、高画質の動画でもほぼ止まることなくスムーズに視聴ができます。
ホノルルの空港ターミナルでは、どんなときもWiFiと「グローバルWiFi」ともにしっかりと大台をクリア。搭乗までの間の暇つぶしやお仕事をされる方も安心です。
ちなみに、空港にはフリーWiFiもありますが、モバイルルーターに比べると速度は格段に遅く(下り1~2Mbps)、トイレなど建物の奥に入るとブツブツ切れてしまうなど、少々不便なことが多いです。
やはり安定してインターネット通信したい方は、モバイルルーターの持参がオススメです。
ワイキキビーチ
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
※クリックで画像拡大できます
(ダウンロード) |
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どんなときもWiFiが優勢の結果で、十分な速度が出ています。これまでも数ヶ国で計測しましたが、どんなときもWiFiはアップロード速度の速さに非常に長けています。
SNSの投稿やトークアプリでの高画質画像・動画の投稿もすばやく完了し、家族や友だちへのシェアもいち早くできるのが大きな強みなのです。
アラモアナショッピングセンター
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
※クリックで画像拡大できます
(ダウンロード) |
(アップロード) |
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3フロアにわたってさまざまな店舗が軒を連ねる「アラモアナセンター」を訪れ、人通りの多い1階の中央部分で計測をしました。
どんなときもWiFi、もうひと踏ん張りしてほしかったですが大台の10Mbps突破ならず。
ホノルル中心地でも速度が控えめなのは、やはり利用者が多いことによる回線混雑の影響もあるでしょう。
しかし、この数値でもよほどの重いデータ通信をしない限り、サクサクとインターネット接続ができます。
試しにYouTubeで720pの高画質動画を閲覧しましたが、動画も止まることなく視聴可能でした。
グローバルWiFiは先ほどの空港ターミナル並みの約13Mbpsが出ていましたが、アップロードはこれまで通り5Mbps前後の値でした。
ダイアモンドヘッド頂上
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
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ダウンロード速度はグローバルWiFiが優勢です。約2倍とかなり差が開きました。
やはりモバイルルーターには、速度が出にくい場所がどうしてもあるものです。
今回ホノルルエリアでも、どんなときもWiFiが優勢なところ、グローバルWiFiが優勢なところ、それぞれ存在しました。
しかし、繋がりにくい場所でも致命的な遅さにはならず、通信が止まってしまったり圏外になったりしてしまった場所はゼロ。どんな環境でもしっかりと接続は機能していました。
パール・ハーバー(真珠湾)
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
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人通りは少なく回線混雑はあまりしていなさそうな場所ですが、それでも速度は大幅に低下しました。
どんなときもWiFiは上り・下りとも5Mbps以上出ていますが、グローバルWiFiは下り1Mbps台とかなり遅いですね。
試しに両者とも計測しなおしましたが、それでも大きく変化はせず。この場所では慢性的に速度が出にくいようでした。
ノースショア(ハレイワ)
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
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(ダウンロード) |
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どんなときもWiFiが予想を大きく上回る大健闘。なんとここにきてハワイで計測はじめてから最高の通信速度が出しました。
一方のグローバルWiFiはホノルル市街地の速度数値を下回る結果となりました。
どんなときもWiFiは、日本ではau・ドコモ・SoftBankのなかから最適な回線を選ぶように、海外でも複数のキャリアから自動的に選択します(ハワイでは「AT&T」「T-mobile」など)。そのため、今回のように突然高速化するといった状況も稀に発生します。
グローバルWiFiはこのハワイ滞在を通して同じ「AT&T」というキャリアを使い続けていましたので、回線を選択する方式ではないものと思われます。
やはり接続できる回線が常に複数用意されているどんなときもWiFiの方が、比較的繋がりやすく、高速かもしやすいといえるのではないでしょうか。
マノア
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
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ホノルル中心部よりは速い実測値が出ました。ハワイは全体的に回線速度が控えめなのもあり、あまり環境に依存せず速度が上下しますね。
他国では20~30Mbpsが当たり前のように出る一方で、日本人にとって1番といってもいいメジャーな旅先で10Mbps前後という速度は予想外の結果です。
ハワイでWi-Fiを使用する際に2つの注意点
【注意1】ホノルルは通信速度が遅くなる場合がある
結論、ハワイ(とくにホノルル周辺)は利用環境に関係なく、通信速度が若干遅いです。
どんなときもWiFiに限らず、グローバルWiFi、そして海外用SIMでも同様に速度が出にくく、重いデータ通信には時間がかかる場合があります。
中心部から離れた場所に移動すると速度が回復傾向にありましたので、考えられる原因は、インターネット利用者が多いことによる回線混雑といったところでしょうか。
しかしながら、歩きスマホが罰金対象になっている(詳しくは後述します)など、世界各国の大都市と比べれば路上でインターネットに接続している人が少なめのホノルル。
そこまで回線に負担がかかっているとは思えません。
憶測の域を出ませんが、回線品質そのものが各国の主要都市と比べるとロースペックな可能性もありますね。
いずれにしても、途中で接続がブツブツ切れてしまう、なかなか読み込めないなどといったレベルではありませんので、ストレスを感じることなくインターネット通信は可能です。ご安心ください。
【注意2】オアフ島では歩きスマホが罰金対象
ホノルルを含め、オアフ島では歩きスマホに対して、条例によりペナルティが設けられています。
具体的には、「道路を横断中に歩きスマホをした者」に対し罰金が科され、1年以内にの再犯となった場合、摘発回数に応じ以下のように罰金額が増額されていきます。
立ち止まっていたり、歩道や観光地、ビーチなどで歩いている人に罰金は科されません。あくまで「道路上で歩きスマホをしながら横断した場合」に罰金対象です。
2017年10月から施行されて以降、これまで多くの日本人が摘発されているそうです。
摘発対象となる電子機器はスマホだけでなく、PC、タブレット、ゲーム機、デジタルカメラなども含まれています。
街並みを撮影するときなど、うっかり道路上で歩きながらカメラを構えてしまわないようにご注意くださいね。
シドニー(オーストラリア)
※クリックで拡大表示できます
南半球の大陸、オーストラリア。首都のシドニーは南東部に位置する港湾都市ですので、沿岸部でもしっかりとつながるか注目です。
◆シドニーで速度テストを実施したエリア ※クリックで飛べます
シドニー国際空港
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
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下り速度はグローバルWiFi、上りはどんなときもWiFiにそれぞれ軍配が上がっています。
この後も何度か計測しなおしましたが、安定して2桁メガの速度が出ましたので、通常のインターネット利用は常にストレスフリーでできます。
まわりでもたくさんの人が写真を撮ってSNSにアップしていましたが、回線混雑・悪天候などものともせず、サクサク通信できました。
航行中の連絡船
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
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陸地から離れると電波強度は必然と下がりますね。しかし、この連絡船は湾から完全に出ることはないので、航行中も快適にインターネットができます。
どんなときもWiFi、グローバルWiFiともに下り速度が2桁メガと十分。
そして、やはりオペラハウスでの実験時と同じく、上り速度はどんなときもWiFiのほうが優位です。
快適に接続できる目安のラインである5.0Mbpsを継続的に上回ったのも、どんなときもWiFiでした。
建物の中(DFSギャラリア)
左:どんなときもWiFi 右:グローバルWiFi
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どんなときもWiFiは、下り・上り速度ともにシドニーでの最高値を記録しました。
一方、グローバルWiFiは下り速度こそ最高値でしたが、上り速度は少々控えめ。やはり、どんなときもWiFiの安定性が際立つ結果となっています。
地下駐車場
画像:どんなときもWiFi-計測結果
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なんと、繋がったのはどんなときもWiFiのみでした。海外でも、どこでも使える強みは健在です。
ちなみに、移動中のトンネル内でも接続が切れることはありませんでした。
海外で車を運転する際は、日本語で案内してくれる地図アプリのナビ機能を重宝する方が多いと思います。
これまで海外でWi-Fiルーターを使っていて、地下やトンネルに入った時にインターネット圏外となり、案内が途切れてしまった経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
どんなときもWiFiなら、そのような心配もなくなります。はじめての国でのドライブも安心ですよ。
クアラルンプール(マレーシア)
※クリックで拡大表示できます
東南アジアのマレー半島の大部分を占めるマレーシア、首都のクアラルンプールは熱帯雨林に囲まれた大都市です。ビジネス・観光需要ともに旺盛で、隣国のシンガポールやタイと同様、多くの日本人が訪れます。
◆クアラルンプールで速度テストを実施したエリア ※クリックで飛べます
クアラルンプール国際空港(誘導路)
画像:どんなときもWiFi-計測結果
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下り・上りとも2桁メガを大きく上回る高速通信を実現。森に囲まれていてもサクサク繋がります。
また、起動してから電波つかむまでの時間も10秒弱と、海外レンタルWi-Fi各社のルーターより格段に早く感じました。
KLCC地区(ペトロナスツインタワー前)
画像:どんなときもWiFi-計測結果
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クアラルンプールのランドマーク、ペトロナスツインタワーがそびえ立つKLCC地区で計測しました。昼夜をとおして観光客でにぎわっています。
こちらでも十分な速度が出ましたね。とくに上り速度は31.6Mbpsという高い数値です。ツインタワーとのインスタ映えショットやムービーも一瞬でアップロードできますね。
この後何度か再計測しましたが、立ち位置を変えれば下り速度も20~30Mbpsが出ていました。
チャイナタウン(KLセントラル付近)
画像:どんなときもWiFi-計測結果
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クアラルンプールのターミナル駅「KLセントラル」にほど近い「パサール・サニ」駅周辺はチャイナタウンになっており、観光客や地元の人が買い物や食事をしに訪れます。
狭い路地に商店が立ち並び、人混みが絶えない密集地帯で計測しました。
どんなときもWiFi、大健闘です。
今回の計測地は、過去にWi-Fiルーターが繋がらなくて困った経験のあるワンタン麺屋さんを選びましたが、驚きの結果となりました。
地味な見た目からは想像もつかない美味しさの逸品を写真に収め、さっそくSNSにアップです。
地下鉄(クアラルンプールLRT車内)
画像:どんなときもWiFi-計測結果
※クリックで画像拡大できます
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下り速度はクアラルンプール市街地での最速値を記録しました。
どんなときもWiFiなら、もはや地上・地下関係なしにサクサク繋がりますね。一見厳しそうな環境でも通信の安定性を気にする必要はまったくないといっていいでしょう。
今回はクアラルンプール国際空港に着陸してから実験が終わってルーターの電源を切るまで、スマホをどんなときもWiFiを接続したままの状態にしていました。
ルーターのボタンやスマホの接続設定はまったく操作しませんでした.
ただ遅いと感じたり繋がらなくなったりする瞬間は一度たりともなく、スマホキャリアのデータローミングに匹敵する安定ぶりが窺えました。
どんなときもWiFiを海外で利用する方法を確認。
どんなときもWiFiを海外で利用する方法は、日本で使う時とほとんど変わりません。
日本を出発前に電源を切った状態にしておき、現地に到着した際に電源ボタンを3秒ほど長押しするだけで起動し、自動的に現地の最適なキャリアに接続してくれます。
何か再設定をする必要はなく、スマホやPCの画面上でいつものSSIDを選択すればインターネットに接続されますよ。
接続ができない場合の対処法
ごく稀ですが、起動させるだけではインターネットに接続されないことがあります。接続に時間を要しているか、ルーター側で不具合が発生している場合がありますので、次の2つの方法を試してみましょう。
- Webブラウザで「192.168.43.1」と入力する
- スマホやPCなどの接続機器の再起動
- ルーターを再起動または初期化する
オーストラリアではじめてどんなときもWiFi起動した際にはなかなか接続ができませんでしたが、上記の方法ですぐに解決できました。
Webブラウザで「192.168.43.1」と入力する
接続がうまくできているかを確認するには、初期設定の際にもアクセスした、端末の設定画面にアクセスしてみましょう。
- どんなときもWiFiに接続した状態でWebブラウザを起動
- URLを入力する箇所にキーで「192.168.43.1」と直接入力して検索
- 設定画面のログインページでログインIDとパスワードを入力(初期設定ではどちらも「admin」です)
ログイン後は画面が切り替わり、インターネットに接続できている場合は以下のような表示があります。
データ利用量の合計値が表示されている状態であれば、どんなときもWiFiが正常にインターネットに接続されています。
スマホやPCなどの接続機器の再起動
スマホやPCなどの接続機器側に原因がある可能性があります。
Wi-Fiをいったん切断して再接続するか、接続機器を再起動してみましょう。
次に、どんなときもWiFiがインターネットに接続できていない時には以下のような表示があります。
- 「接続中」という文字の横に、進捗状況が%で表記されています。
※この表示が出る場合は、どんなときもWiFiがまだ最適なキャリアを見つけられていない状態です。 - 「接続中」の画面を開いたまま、しばらく待ちましょう。
※到着した国ではじめて利用する場合は、接続に1~3分程度時間がかかる場合があります - 「接続済」という表示に変わり、次第に進捗状況が更新されていき、接続が完了します。(※下記画像参考)
上記の手順ですすめると、どんなときもWiFiで正常にインターネット接続ができます。
ただめったにないことですが、設定画面を開いた後、先ほど紹介した「接続中」の画面から3分以上たっても一向に進まないこともあります。
その場合、下記の方法を試してみましょう。
ルーターを再起動または初期化する
この場合は、ルーターになんらかの不具合が生じている可能性があります。
ルーターを再起動
ボタンを3秒ほど長押しすれば電源が切れますので、ルーターのランプがすべて消灯したのを確認した後、もう一度長押しして電源をつけましょう。
ルーターを初期化
再起動しても事態が変わらない場合は、最後の手段である「初期化」を行います。
初期化すると、SSIDとパスワードも出荷時のものに戻りますから、ルーターの裏面にシールで貼られている内容を再び使って接続しなおせば完了です。
オーストラリアではじめて接続した際の一度だけ初期化が必要になりました。国によってはじめて利用する際には注意しておきたいですね。
どんなときもWiFiを海外で利用する際の2つの注意点
日本で使う時とはサービス内容・プランが異なる。
料金プランは日本で利用する場合、月額3,828円の定額制ですが、海外利用の場合は日ごとに料金がかかります。
どんなときもWiFi 海外利用プラン料金表
※1日のリセットは日本時間AM9:00
価格帯は、海外レンタルWi-Fiとほぼ同じですね。
異なるポイントとしては、利用しなかった日には課金されないという点です。
旅行期間は出国日・帰国日を含めすべて課金対象となってしまうレンタルWi-Fiとは違い、使わなかった日は料金がかかりません。
>>どんなときもWiFiの料金プランを確認する(公式サイトへ)
どんなときもWiFiを海外で使う時は速度制限に気をつけよう
どんなときもWiFiの強みといえば、日本国内では月間データ容量無制限&速度制限なしの「完全無制限」のモバイルルーターであることです。
同等のサービスは他になく、日本で最強のモバイルルーターといっても過言ではありません。
ただ日本国内では「完全無制限」も大きなメリットのどんなときもWiFiですが、海外で使う場合は利用量に制限がありますので注意しましょう。
具体的には、以下の内容で利用制限がかかります。
- 1日のデータ容量に1GBの上限(1日のリセットは日本時間AM9:00)
- 上限を超えた場合は1日が終了するまで約384Kbpsの速度制限
1日のデータ容量に1GBの上限(1日のリセットは日本時間AM9:00)
高速通信ができる容量は24時間で1GBまでに限られています。
24時間で1GB以上使用すると、最大384kbpsに速度が制限されますので、海外でどんなときもWiFiを利用する場合は、使い過ぎに注意です。
ただし1GBという量は、大手海外レンタルWi-Fiの超大容量プランに相当するものですので、海外で使えるWi-Fiとしては他社とひけめがないプラン内容といえるでしょう。
上限を超えた場合は1日が終了するまで約384Kbpsの速度制限
どんなときもWiFiでは最大384kbpsという比較的ゆるい制限値となっているのがポイント。
なので速度制限がかかってしまっても、最低限の通信ができる速度を維持してくれます。
平均的に大手海外レンタルWi-Fiでは、利用量を超過すると最大128kbpsにまで低速化してしまいます。
さらに国内利用の場合でも、ネットワーク品質の維持や公正な電波利用の観点から、著しくネットワークを占有する常軌を逸した大容量通信をした場合、通信速度が約384Kbpsに制限される場合があります。
>>どんなときもWiFiの速度制限について確認する(公式サイトへ)
どんなときもWiFiとレンタルWi-Fiのプランを比較し最適な方を選ぶ
どんなときもWiFiを海外で利用する場合、利用料金の価格帯はレンタルWi-Fiとほぼ同じです。しかし、速度制限がかかるのが少々気になるポイントでしょう。
最近ではレンタルWi-Fiでもデータ量無制限プランがでており、実際に今回訪れた台湾でも、レンタルWi-Fi各社は無制限プランがあります。
現状のデータ量だけを考えると、どうしてもレンタルWi-Fiに軍配が上がりますね。
ただ日本国内でも海外でも1台で使いまわしたい場合や空港などでのレンタル手続きが面倒という方にはどんなときもWiFiはおすすめですね。
どんなときもWiFiを海外で利用したいと思ったら、レンタルWi-Fiとプランを比較してみましょう。「利用料金」と「データ容量」の2点を比較して、最適な方を選んで使ってくださいね。
【関連】ポケットWi-Fiレンタルを国内・海外別に比較!口座振替できる窓口は?
まとめ
今回の調査をまとめると、
- 海外で場所によって、どんなときもWiFi・グローバルWiFiの端末によって通信速度が異なる
- どんなときもWiFiの海外プランは1日1GBなので、フリーWiFiも活用する
- 渡航先によってレンタルWi-Fiと使い分けをするのもあり
となりました。
国内でトリプルキャリアに対応していて、人気の海外の観光地でも十分な速度を得られるどんなときもWiFi。
これからさらに良いサービスと成長し、注目されるモバイルルーターとなりそうですね。
今回の結果をご参考に、海外に行かれる際のWiFi選びの参考にしてくださいね。