
ドコモ光を新規契約・フレッツ光から転用したもののやはり契約を取りやめにしたい場合は、初期契約解除制度でキャンセルできます。
では、キャンセル時には料金や工事は必要になるのでしょうか?また、ドコモ光は契約したままで、不要なオプションの解約はできるのでしょうか?
この記事ではドコモ光の各契約手続きにおけるキャンセル手順と、料金を解説します。
目次
ドコモ光に新規契約予約をした場合のキャンセル方法
ドコモ光を新規契約してからキャンセルしたいと思った場合は、初期契約解除制度でキャンセルできます。
まずは初期契約解除制度の利用方法やかかる金額について解説していきたいと思います。
初期契約解除制度の手続き方法
初期契約解除制度を利用してドコモ光の新規契約を取り消す方法は、以下の2択です。
- 近くのドコモショップに行って手続きをする
- ドコモインフォメーションセンター(0120-800-000)に連絡する
ちなみに初期契約解除制度に対応するのは個人ユーザーのみで、法人は非対応となることに注意しましょう。
手続きは自宅でドコモ光契約書を受け取ってから8日以内に行う必要があります。
またドコモ光と合わせて契約する予定だったプロバイダ、その他ひかりTVなどのサービスにも連絡が必要となるケースがあるので、ショップやインフォメーションセンターの担当者に確認しましょう。
キャンセル時にかかる金額
ドコモ光の契約を無事にキャンセルできたとしても、さまざまな費用がかかります。
- 工事費の残債最大18,000円(税抜)※次項で詳しく解説
- ドコモの契約事務手数料3,000円(税抜)
- 解約までに生じたサービスの月額料金(オプション含む、日割り)
完全に無料で解約できるわけではないので、注意しましょう。
初期契約解除制度を利用したところで結局数万円単位の高額な費用がかかってしまうので、間違えて契約してしまうことは避けたいですね。
工事費について
ドコモ光をキャンセルする際は、契約時にかかった工事費が請求されます。通常の工事費は、以下の表のとおりです。
工事費(税抜) | |
---|---|
高額な工事費がかかってしまうので、注意しましょう。
転用申し込み後のキャンセル方法
フレッツ光からドコモ光に転用した場合でも、初期契約解除制度は利用できます。
基本的に契約して書面が届いてから8日以内なら初期契約解除制度を適用でき、転用の場合も対象となるのです。
ここからは転用の場合のキャンセル方法や負担金額などの注意点を解説するので確認してみてくださいね!
負担金額は新規申し込みより多い
フレッツ光からドコモ光へ転用する場合も契約のキャンセルはできますが、切り替え時に工事費が発生した場合は全額負担する必要があります。
転用の場合設備がそのままなので工事費はかからない場合もありますが、注意したいのは回線をもともと契約していたフレッツ光に戻す場合の費用です。
ドコモ光からフレッツ光への転用はできないため、フレッツ光を再び利用する場合は再度最大18,000円(税抜)かけてフレッツ光の開通工事をする必要があります。
負担金額が大きくなってしまうので、なんとなく転用を申し込んでから、やっぱりやめたいなとなってしまわないようによく考えてから申し込むようにしましょう。
転用に関して不安点や疑問点がある方は、ドコモ光の代理店の担当スタッフに相談してみることをオススメします。
ドコモ光の代理店へは、以下のサイトから問い合わせてみてくださいね。

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固定電話がある場合は注意が必要
ドコモ光電話を契約していた場合、解約して回線を変えることで番号が変わる可能性があります。
ドコモ光電話で取得した電話番号は解約時に廃止になり、フレッツ光を契約する際にひかり電話のサービスを契約すると新しい番号が発行されるためです。
固定電話を自宅で使っている場合、ドコモ光の解約に伴い電話番号が変わる可能性があることに注意しましょう。
ちなみにもともとNTTの加入電話で契約していた番号をドコモ光電話に移行して使っていた場合は、「116」に電話して契約を加入電話に戻すことで、電話番号を継続利用できます。
ただし継続利用できるのは、NTTの加入権が「休止」の扱いだった場合に限られます。加入電話に戻した番号は、再び他社のひかり電話に移すこともできますよ。
初期契約解除制度を利用できない場合は解約手続きが必要
初期契約解除制度を適用できるのは、ドコモ光の契約書を受け取ってから8日以内です。
初期契約解除制度の日数を過ぎ、工事が完了してしまった場合は、キャンセルはできません。ただし普通の解約手続きなら、問題なくできます。
ここからはドコモ光の解約方法と解約時の注意点を解説するので、参考にしてくださいね!
ドコモ光の解約方法
ドコモ光は以下の2つの窓口から解約できます。
- ドコモインフォメーションセンター(0120-800-000)
- ドコモショップ
ネットワーク暗証番号や口頭での本人確認が行われるので、メモしておくなどして覚えておきましょう。
ちなみに、ドコモの携帯電話を契約していない・あるいはペア回線を設定していない場合は、契約IDで本人確認が行われます。
解約手続きをすると、あとは必要に応じて機器の返却や機器の取り外し工事が行われて解約完了です。
契約更新月以外は違約金が発生する
ドコモ光には契約期間がないプランと2年契約(自動更新)のプランがありますが、2年契約プランを申し込んでいる場合は期間途中で解約すると違約金が発生します。
2年契約プランを無料で解約できるタイミングは、契約満了月の翌月~翌々月です。他のタイミングでは、以下の表のとおり違約金がかかるので注意しましょう。
違約金(税抜) | |
---|---|
オススメは契約満了翌月~翌々月の解約ですが、引っ越しなどを理由にタイミングがズレる場合は違約金をしっかり確保しておきましょう。
契約時に発生した工事費の残債を支払う
ドコモ光契約時に発生した工事費を分割で支払う契約になっていた場合は、残額を一括で支払わなければいけません。
なお工事費は戸建住宅だと通常18,000円(税抜)、集合住宅は15,000円(税抜)なので、追加派遣料3,000円(税抜)が発生していない限り18,000円(税抜)以上の高い費用がかかることはありません。
解約時にも工事が必要
ドコモ光を解約する場合は工事が必要です。解約の際の工事は立ち会いが必須です。
解約手続き中に日程の調整が必要になるので、手続きをスムーズに進めるためにはあらかじめある程度日程を考えてから解約を申し込むのがオススメです!

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プロバイダは別途解約する必要がある
ドコモ光を解約する際に、利用中だったプロバイダがセットで解約されるとは限りません。プロバイダによっては別途解約手続きの必要があるので注意しましょう。
プロバイダによっては有料コースへ切り替わり、ドコモ光解約後も費用が発生し続ける場合があります。事前に確認し、必要に応じてプロバイダの解約申請をしましょう。
プロバイダにも違約金が発生する場合がある
ドコモ光の2年契約とは別にプロバイダにも契約期間が設定されていることがあり、契約しているプロバイダを解約するタイミングによっては違約金が発生することもあります。
会社によって違約金の設定はさまざまなので、事前にしっかり確認しておきましょう。
訪問サポートなどドコモ光のオプション解約方法
ドコモ光で訪問サポート等のオプションを契約している場合は、これからもドコモ光を使い続ける場合を含めて不要な場合にすぐ解約できます。
- インターネット上のWebサイト「My docomo」
- ドコモショップ
- ドコモインフォメーションセンター(0120-800-000)
以上のいずれかの窓口から利用中のオプションを確認し、不要なものは解約を申請しましょう。
まとめ
ドコモ光は、新規契約や転用を申し込んでドコモ光契約書が届いてから8日以内なら初期契約解除制度で解約できます。
ただし、工事費や解約時までの利用料金などがかかってしまうので注意しましょう。
また、ドコモ光の解約時は合わせて今まで利用していたプロバイダの解約が必要になる場合もあるので、事前に確認しておきましょう。