
ポケットWi-Fiの利用料金を安く抑えることができると話題の「SIMフリーのポケットWi-Fi」ですが、ポケットWi-FiにはWiMAXのように会社で契約する物も同じように人気があるので、正直どちらを選んだ方がお得なのかよくわからないという方が多くなっています。
この記事では「SIMフリーって何?」という基礎の基礎から料金形態や通信速度といった具体的な特徴まで解説します。
ポケットWi-Fiはワイモバイルとソフトバンクの商品名です。(正式な表記は Pocket WiFi)
しかし、実際にはモバイルルーター全般の呼称として使われているため本記事でも全般の呼称として使用しています。
SIMフリーのポケットWi-Fiとは?
SIMフリーって何?
まず「SIMフリーのポケットWi-Fi」について解説する前に、「SIMフリー」という単語について理解しておきましょう。
ポケットWi-Fiのルーターには「SIMカード」という小さなカードが挿入されています。
このSIMカードを挿入することでネット通信が可能になるのですが、docomoやWiMAXといったキャリアでルーターを購入した場合、ルーターとSIMが同じキャリア同士でないと使用はできません。
例を挙げると、docomoで契約したルーターにWiMAXのSIMカードを挿入しても使用できないといった具合です。
このように、キャリアとSIMカードが紐づけされている状態を「SIMロック」と呼びます。
しかし、Amazonや家電量販店には、どこのキャリアのSIMカードを挿入しても問題なく使用できるルーターがあります。これが「SIMフリー」のポケットWi-Fiです!
ですから、SIMフリーのポケットWi-Fiとは、「どのキャリアのSIMカードでも適合するポケットWi-Fi」ということです。

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SIMフリーのポケットWi-Fiを使うメリット
「SIMフリーのポケットWi-Fiは、SIMカードにキャリア指定がない」というメリットがありますが、それ以外にも多くのメリットがあります。
月額の料金が格安になる
Y!mobileのPocketWiFiを利用した場合、料金は指定のプランしか選ぶことしかできません。
しかし、SIMフリーのポケットWi-Fiを利用した場合、全キャリアの料金プランの中から自由に選ぶことができるので、安い物を選べば月額料金にここまで差がでてきます。
月額料金 | 月間データ量 | |
---|---|---|
WiMAX | 3,411円 | 無制限 |
mineo※ | 1,580円 | 6GB |
※価格はすべて税抜き
※SIMフリーのポケットWi-Fiは、例としてmineoのSIMカードを使用した場合の料金を表示しています
月間データ量に違いはあるものの、月額料金の差はなんと半額以上!
普通にネットサーフィンを楽しむ程度であれば6GBで十分なので、ポケットWi-Fiの月額料金を安く抑えたい人は、格安SIMが使える「SIMフリーのポケットWi-Fi」の方がオススメといえますね。
違約金や解約金の心配がない
スマホやタブレットを解約する時、更新月ではない時に解約をしたり、使用期間が短いまま解約をしたりすると、違約金や解約金が発生しますよね。
この仕組みはポケットWi-Fiも同じで、WiMAXのようなポケットWi-Fiを解約する時は、使用期間や更新月に気を付けなければ違約金や解約金を取られてしまいます。
例えば月額料金の比較対象としたY!mobileの場合、更新月以外で解約を行うと、契約解除料として9,500円が必要です。
しかし、SIMフリーのポケットWi-Fiを利用した場合、違約金や解約金はかかりません!
いろいろなキャリアのSIMを試したい方には嬉しい仕組みですね。
自由なプラン選択ができる
毎月2GBしか使用しない人も、10GB使用する人も、「SIMフリーのポケットWi-Fi」なら全キャリアの中から自分に適したプランのあるSIMカードを選ぶことができます。
選択肢が広がる分、無駄に料金を支払ったり毎月通信量のギガ数を気にしたりしなくてもいいのは嬉しいですね!
SIMフリーのポケットWi-Fiを利用する際の注意点
ここまで「SIMフリーのポケットWi-Fi」に関するメリットを紹介してきましたが、WiMAXのようなポケットWi-Fiと比べると、気を付けなければならない点もあります。
今までWiMAXのようなポケットWi-Fiしか使用したことがないという人は、今まで当たり前だったことがSIMフリーのポケットWi-Fiではできない場合もありますので、注意が必要です。
端末とSIMフリーカードを自分で購入する必要がある
WiMAXのようなポケットWi-Fiの場合、Wi-Fi端末を購入すると専用のSIMカードがセットされています。
しかし、SIMフリーのポケットWi-Fiの場合、端末もSIMカードもそれぞれ自分で探して購入しなければならず手間がかかります。
SIMカードやSIMフリーのポケットWi-Fiは種類も豊富ですし、SIMカードの大きさや周波数も選ぶ端末によって合わせなければなりません。
よって、SIMフリーのポケットWi-Fiを使用する人は、最初の段階から手間や知識が必要となってきます。
設定・トラブル対処は自分で行う
WiMAXのようなポケットWi-Fiは、何か不具合があった際、会社が修理や交換といったサポートを受け付けてくれます。
しかし、SIMフリーのポケットWi-Fiの場合、端末もSIMカードも別会社で契約をしているので、何か不具合が起きても気軽にサポートを受けることはできません。
不具合の原因を自分で調べて解決ができる場合は問題ありませんが、難しい場合は、もしもの時に困ってしまいます。
実用レベルの無制限プランがない
ポケットWi-Fiの通信プランには、データ通信量が使い放題の無制限プランが存在します。
WiMAXのようなポケットWi-Fiであれば、言葉通り高速通信が無制限で利用できるのですが、SIMフリーのポケットWi-Fiにある無制限プランの場合、無制限と言っても「低速通信が使い放題」だったり、「3日で6GB以上を消費すると通信速度が遅くなる制限付き」だったりします。
これを見ると、SIMフリーのポケットWi-Fiで無制限プランを契約しても、普段データ通信をほとんど利用しない人以外は、遅い速度で通信し続けることになるので、実用的とは言い難いですね。
通信速度が遅い
SIMフリーのポケットWi-Fiで使用する回線は、WiMAXやdocomoのようなキャリア回線をレンタルしたものの一部が充てられています。
しかし、キャリア回線が利用できるといっても、回線に対して契約者数が多くなれば必然と通信速度は遅くなっていきます。
また、どうしても回線速度の安定度はキャリアが優先されますので、SIMフリーのポケットWi-Fiは、多くの人がデータ通信を利用する昼頃や夜間になると通信速度が遅くなってしまいます。
SIMフリーのポケットWi-Fiの作り方
SIMフリーのポケットWi-Fiを利用するためには、「SIMフリー対応のWi-Fi端末」と「SIMカード」が必要です。
この項目では、端末やSIMカードの選び方がわからない方も簡単にSIMフリーのポケットWi-Fiが作れるよう方法を解説します。
通信容量を決める
まずは、以下の表を参考にして毎月利用するデータ通信容量を決めましょう。
データ通信容量 | データ通信を利用するシーン |
---|---|
1GB~3GB | ・メールの送受信 ・1日10分程度の動画視聴(低画質) |
10GB~30GB | ・1日1時間以上の動画視聴(標準画質以上) ・アプリや音楽のダウンロード |
契約したデータ通信容量をオーバーしてしまうと通信制限がかかってしまうので、自分の利用シーンをよく考えて契約するようにしましょうね。
利用する周波数(BAND)を決める
周波数にはいろいろ種類がありますが、docomoもauもSoftbankも「プラチナバンド」と呼ばれる周波数を利用しています。
プラチナバンドは低い所を通る周波数なので、家の中や山間部などでも快適に利用ができます。
周波数を選ぶ際は、ポケットWi-Fiの端末がプラチナバンドを利用できるかどうかをチェックしておきましょう。
利用する周波数(BAND)は端末とSIMで一致させよう
ポケットWi-Fiのルーターと挿入するSIMカードの系列を一致させなければ、SIMフリーのポケットWi-Fiは利用できないので十分注意して選びましょう。
ここではポケットWi-Fiの人気製品を例に出して、対応周波数を見ていきたいと思います。
ポケットWi-fiの製品名 | 対応周波数 |
---|---|
NEXT mobile FS030W | Softbank 4G・3G・LTE |
GL10P Huawei Pocket Wi-Fi | docomo |
Speed Wi-Fi NEXT WX04 | au 4G・LTE |
このように、ポケットWi-Fiには、ルーターごとで対応周波数が決まっているので、自分の端末がどの周波数に対応しているのかよくチェックしておきましょう。
使用する格安SIM(MVNO)を決める
格安SIMは多くの種類が発売されているので、どれを選んだら良いのか悩んでしまいますよね。
そんな時は、良く選ばれているこの3社から選んでみることをオススメします。
- UQmobile
- mineo
- イオンモバイル
この3社は、料金が安いという点も人気の理由ですが、docomoやauの回線を利用できる点も人気の理由です。(UQ mobileはau回線のみに対応)
docomoやauの回線はほとんどのポケットWi-Fiに対応可能なので、安心できますよ。
端末を購入する
購入するSIMが決まったら、次はその周波数に合わせた端末を購入しましょう。
こちらでは、先ほど紹介した「UQmobile」「mineo」「イオンモバイル」のSIMカードが挿入可能なフリーSIM対応のWi-Fi端末を上位2機種ご紹介します!
Aterm MR05LN | HUAWEI E5577 | |
---|---|---|
製造元 | NEC | HUAWEI |
通信速度 | 最大下り速度/375Mbps | 最大下り速度/300Mbps |
simサイズ | nano sim | 標準sim |
同時購入可能sim | BIGLOBESIM(au系/docomo系) 楽天モバイル(docomo系) mineo(au系) |
楽天モバイル mineo DMMmobile |
これらの機種はSIMカードも同時購入が可能な機種なので、「自分が選んだSIMカードは周波数が対応するか心配」「SIMカードのサイズがよくわからない」という人は、SIMカードも同時購入すると良いでしょう。
格安SIMを契約する
ここまで来たら、今までの情報を基に格安SIMを契約して購入するだけです。
契約や購入はオンラインや電話でできてしまうので、家でサクッと注文し、自宅に届けてもらいましょう。
SIMフリーのポケットWi-Fiが向いている人!
ここまで読んでみて、自分にはSIMフリーのポケットWi-Fiが向いているのか、WiMAXのような会社契約のポケットWi-Fiが向いているのか判断できましたか?
まだよくわからない人のために、ここでは「こんな人にこそSIMフリーのポケットWi-Fiを使ってほしい!」という点をまとめてみましたので、参考にしてみてください。
ガジェットに詳しい人
SIMフリーのポケットWi-Fiは、購入から設定はもちろん、トラブル対処まで全て自分でしなくてはならないので、ガジェットに対して知識がない人にとっては、つまずきポイントが多発してしまいます。
ですから、ガジェットにある程度詳しいことは最低条件となるでしょう。
通信速度が遅くても気にならない人
SIMフリーのポケットWi-Fiはキャリア回線をレンタルしているため、どうしてもWiMAXのようなポケットWi-Fiに比べると通信速度が遅くなってしまいます。
通信速度が遅くても気にしないという方は問題ないでしょう。
月々のデータ使用量が少ない人
SIMフリーのポケットWi-Fiは、データ使用量が増えてしまうとすぐに通信制限がかかってしまいます。
スマホやタブレットなどを使っても、メールや軽いネットサーフィンしかしないという人にはオススメです!
海外によく行く人
SIMフリーのポケットWi-Fiは海外でも利用ができるので、出張や旅行で海外によく行く人にはオススメです!
しかし、国によってはWi-Fi端末に対応する周波数が対応していない場合もあります。
SIMフリーのポケットWi-Fiを海外で利用する際は、その国で利用できる周波数やSIMカードの入手方法も調べておきましょう。
通信速度にこだわるならNEXT mobileがオススメ
ここまでの流れを見てみると、無制限にデータ通信ができるWiMAXのようなポケットWi-Fiの方が便利に思えますが、
- 無制限プランを組むほどデータ通信は使わない
- かといって1GBや3GBでは足りない
- 20GBや30GBもあれば十分だが、高い料金を払いたくない
という人もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方にオススメなのが、データ通信量を20GB・30GB・50GBといった大容量ごとに契約できる「NEXT mobile」です。
20GB | 30GB | 50GB | |
---|---|---|---|
NEXT mobile | 2,760円 | 3,490円 | 4,880円 |
mineo | 4,070円 | 5,990円 | 無し |
NEXT mobileなら大容量のギガ数を安い金額で利用できる上、どんな使い方をしても契約上のギガ数を超えなければ、ずっと高速通信を利用できます。
同じギガ数を格安SIMで契約しようとすると、表のように毎月2500円以上もの差額が生じますので、NEXT mobileのお得さがわかりますね!

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無制限に使いたいならWiMAX
- アプリや音楽を頻繁にダウンロードする
- インスタやTwitterを頻繁に利用する
- ゲーム通信や動画視聴を長時間利用する
といった、1日に何時間もデータ通信をする人は、無制限にデータ通信が利用できる「WiMAX」がオススメです!
NEXT mobileや格安SIMで契約したSIMフリーのポケットWi-Fiの場合、50GBを超えるようなデータ通信を行うと、毎月5000円近くかかってしまいます。
しかし、WiMAXならいくらデータ通信を行っても月額2,726円(3ヶ月)で利用できます。
3ヶ月以降は3,411円ですが、それでもお得ですよね!

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まとめ
今回の記事では、SIMフリーのポケットWi-Fiの仕組みや料金形態などを詳しく見てみました。
SIMフリーのポケットWi-Fiは格安SIMを使用するので、データ通信量が少ない人にとっては最安のポケットWi-Fiです。
しかし、データ通信を頻繁に行う人や、ガジェットに詳しくない人にとっては逆に高くついてしまう恐れがあるので、自分のスタイルに合わせて使用するポケットWi-Fiを選ぶようにしましょう。
20~30GBの通信量で安く利用したいならNEXT mobile、無制限にデータ通信をしたい人にはBroad WiMAXがオススメです!
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